何にどれだけかかったかわかる

国立病院で全患者に無料発行が決定医療費明細書の利点と読み方

2008.10.23 THU

国立病院では2009年1月以降、医療費明細書を全患者に無料で発行することを決定したそう。この明細書ってどんなことが書かれているの?

「治療内容と医療費の詳細を記載したものです。患者さんがご覧になって、分かりやすい医療を実現するため、今年の4月から400床以上の病院で、患者さんが希望した場合の発行が義務づけられました。段階的な拡大を将来的には考えております」(厚生労働省・担当者)

明細書例を見ると医療用語だらけ。どこをどうチェックすればいいの?

「会社員の方なら会社から送付されてくる医療費通知(10割)と明細書(3割)の金額を見比べて確認しましょう。もし、医療機関からそれ以上の請求があれば、不正が分かります」とは医療ジャーナリスト・蒲谷 茂さん。そして、どんな治療を受けたのか医療内容を知っておくことが大切ですって。

「明細書は初・再診、検査(血液や尿など)、注射、点滴の内容(薬名)など医療にかかわったすべての項目が明らかになります。薬害C型肝炎ではどこの病院で何を受けたか分からなくなりましたが、このような場合の証拠になります」(同)

明細書は領収書と同様、医療費控除を申請するときに使えるので、1年間は保存を。また、慢性疾患などで医療機関に長期間かかっている人は、どこでどんな治療を受けたかという記録としても使えるので、長期間保存する方がよさそうですよ。

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