国から1人1万2000円もらえる!?

話題の“定額給付金”ってどんな経済効果があるの?

2008.12.04 THU

一時期、「定額給付金」という言葉がニュースをにぎわせていました。経済対策のひとつとして、政府からお金がもらえる…ということらしいけど、それっていったい何なのでしょう?

「現在の自民党案では、2兆円を予算として、国民1人あたり1.2万円(65歳以上と18歳未満は2万円)を給付する計画です。しかし、給付にかかるコストの問題や、そもそも効果があるのかわからないという点で各党の意見が割れており、まだ実現されるか決定していません」(経済アナリスト・平野和之さん)

言われてみれば、たしかにそうかも…。経済対策としては、どれくらいの効果が見込まれているんでしょうか?

「内閣府は、給付金による景気拡大でGDP(国内総生産)が0.1%アップすると試算しています。現在のGDPが約520兆円ですから、約5000億円の経済効果に。逆に言えば、1兆5000億円の税金が無駄になるという見方もできてしまいます」(同)

この試算は、給付金の7割程度が貯蓄に回る前提と考えられるのだそう。そんなに無駄になるのになぜやるんですか?

「最初は減税案も出ていましたが、それよりも『現金がもらえた』という実感を演出したほうがお金をより使ってもらえるだろうということで、給付案に移行したのでしょう」(同)

貯金したいのはヤマヤマですが、これを使わないと、国としては無駄なお金になってしまうんですね…。

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