若田さんを乗せたディスカバリーが宇宙へ!

「宇宙ステーション」って一体なんのために作られているの?

2009.04.16 THU

若田宇宙飛行士を乗せたスペースシャトル「ディスカバリー」が地球を飛び立ったのが3月。シャトルはすでに帰還したけど、若田さんは今後も宇宙に残り、約3カ月半、国際宇宙ステーション(ISS)に日本人として初めて長期滞在します。

ところで、宇宙ステーションって、どんな施設で何のために建設されてるの? 若田さんも所属するJAXA(宇宙航空研究開発機構)に聞きました!

「地球や天体の観測を行うほか、地上とは異なる宇宙環境を利用した様々な実験や研究を行う施設です。その成果をもとに、科学・技術をより進歩させ、地上の生活や産業に役立てることがプロジェクトの主目的なのです」

これまでに磨かれた宇宙技術をもとに、浄水器や断熱材などの生活用品が実用化されているとのこと。ちなみに今回、若田さんが担当する実験とは?

「例えば、『骨量減少・尿路結石予防対策実験』。これは骨粗しょう症の治療薬が、寝たきりや加齢のほか、無重力環境での宇宙飛行にともなう骨量減少リスクを軽減できる効果があると期待されているからです。無重力下では地上より短期間で薬剤効果を検証できるのです」

はるか遠い世界に感じてた宇宙の話。地上から400km離れた場所で研究されているのは、私たちの身近で大切な医療のためだったりするんだ。すでに衛星を利用したデジタル放送や天気予報も生活に欠かせなかったり、宇宙技術って意外とすぐそばにある!

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