無症状でも検診が必要なの?

20代・30代に急増中!「子宮頸がん」について知りたい

2009.05.14 THU

余命数カ月のなか挙式して話題となっていたイギリスのタレント、ジェイド・グッディさんが27歳という若さで亡くなりました。彼女をむしばんだ子宮頸がんとはいったいどんな病気なのか、横浜市立大学附属病院の宮城悦子准教授に聞きました。

「子宮にできるがんには、奥に発生する『子宮体がん』と、入口に発生する『子宮頸がん』があります。なかでも子宮頸がんは若い女性に急激に増えています。ほとんどは性交渉でウイルスに感染するのが原因です。感染後、がん発症までの潜伏期間は約10年。近年は高校3年生で約半数の女子生徒に性経験があるため、必然的に若い人の子宮頸がんが増えるのです」

がんが感染するって、あまり聞いたことがないのですが…?

「感染するのはがんそのものではなく、性経験がある女性の半数以上が、一生に一度は感染している『ヒトパピローマウイルス』というウイルス。感染してもその大部分は自然排除されますが、ごくまれに一部のウイルスが細胞に変化を起こし、がんになります」(同)

また、子宮頸がんの予防には、検診が重要なんだそう。子宮体がんは初期の段階で不正出血等の症状が現れますが、子宮頸がんはほとんど症状がないため、定期検診での早期発見が肝心。検診は20歳以上が対象で、痛みも少なく、1分程度で終わる簡単なもの。無症状でも2年に1度は自治体や病院での検診を受けよう。

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