景気は誰がどうやって判断している?

ボーナス減、でも景気は上向き!?いまいち実感できないのはなぜ?

2009.06.18 THU

いよいよ夏のボーナスシーズン到来! しかし大幅に減額されて、“不況まっただ中”を痛感している人も少なくないはず。一方で、与謝野財務・経済財政政策・金融担当大臣は「景気は底を打った」と発言するなど、日本の景気はどうやら上向きつつあるらしい!?

「日経平均株価が7000~8000円台だった数カ月前に比べると、現在は1万円付近にまで上昇しているので、そういう意味では上向きといえるのかも。でも株価だけで景気が測れるわけではありません」と解説してくれるのは、『今までで一番やさしい経済の教科書』(ダイヤモンド社)著者の木暮太一さん。

いまいち実感できませんが、そもそも景気は誰がどうやって判断しているの?

「景気の良し悪しは、政府が集計するGDP(国内総生産)の大きさや、日銀が民間企業からとった様々なアンケート結果などをベースに、日銀が判断して日銀短観として発表しています」(同)

日銀短観は四半期ごとに発表される。次は7月で、上方修正される見通しとか。

「ただアンケートの中でも重要な『業況判断DI』は、調査対象が企業であるため、消費者の感覚とズレがあります。というのも、企業の業績が上がってもそれが全従業員の給料に反映されるわけではないからです。そうなると消費者レベルでは景気拡大の実感はないはず」(同)

つまり景気回復が実感できるのは、給料アップする時ってこと。でもそれはいつになることやら…?

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