どうしてハイブリッドではなくEVなの?

今後の世界経済を変えるかも!?EV(電気自動車)ってどんな車?

2009.08.27 THU

今月の2日、日産のEV(電気自動車)「LEAF」が発表され、注目を集めています。EVっていったいどういうもの? 自動車ジャーナリストの川端由美さんに聞きました。

「EVはElectric Vehicleの略。ガソリンを使わずにバッテリーの電気を使って走る車です。現在普及しているガソリンと電気の両方を使うハイブリッドカーは、ヨーロッパではEVに変わるまでの中継ぎといわれています」

なぜハイブリッドでなくEVなの?

「近ごろは、大気汚染や地球温暖化が叫ばれています。そのためハイブリッドカーやEVに注目が集まっていて、どちらも通常の車と比べて環境にやさしいのですが、EVは排ガスやCO2をまったく出さないので、よりエコなのです。また、エネルギーの枯渇も理由のひとつ。石油が実際に枯渇するのは40年くらい先といわれていますが、価格が高騰するのはもっと早い20年後くらいの見込み。ですから、燃料に石油を必要としないEVが期待されているのです。ただしEVのバッテリーなどの原料をめぐって、すでに取りあいが起きています。リチウムはボリビア、モーターで使うネオジム磁石は中国など、産出場所が決まっているため、各メーカーは確保に躍起です。世界規模でお金の動きが大きく変わる可能性がありますね」(同)

街中で充電できる急速充電ステーションも増えつつある。EVの動きに目が離せない!

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