「食べ放題サービス」の損益分岐点

「焼き肉食べ放題」は肉820g分!?

2015.12.08 TUE

オトコの選択、どっちが得?


「カルビを約33枚分以上食べられる」場合は、焼き肉の食べ放題がお得になるかも 写真提供:kijima / PIXTA(ピクスタ)
「今日はガッツリ食べたい! 食べまくりたい!」。そんな日に選択肢として浮かぶのが、「食べ放題」ですよね。そして「今日はぜったい元を取るまで食べてやる!」とも思うものです。では実際、どれくらい食べると元を取れるものでしょうか?

まずは定番の焼き肉から。幹線道路に店を構える、とあるファミリー向け焼肉レストランを例にとりましょう。この店では、2980円でカルビ、ロース、ハラミなど約70品目を食べ放題プランにすることができます。ではアラカルトで頼んだ場合、どれくらい食べれば2980円に達するのか? “カルビ換算”で考えてみます。このお店はカルビひと皿(約100g)を590円で提供しているので…。

●焼き肉(アラカルト価格の場合)
食べ放題料金:2980円
アラカルト価格:カルビひと皿(約100g)590円
損益分岐点:約5皿

ひと皿当たり4枚(1枚約25g)として、およそ20枚食べれば元を取れる計算に。ほかの料理もありますし、割と簡単に2980円分は食べられそうですね。では、スーパーでお肉を買った場合は?

●焼き肉(スーパー価格の場合)
食べ放題料金:2980円
スーパー価格:アメリカ産カルビ肉(100g)360円
損益分岐点:約8.2パック(約33枚、820g)

スーパーで売っているカルビ約33枚分(820g)に相当しました。アラサー男性だと820gはなかなか難しいかも…。では、ほかの食べ放題はどうでしょう? 調べてみました。

●寿司
食べ放題料金:3980円
・お店価格:中トロ(1貫)216円
→損益分岐点:約18.4貫
・スーパー価格:中トロ(1貫)176円
→損益分岐点:約22.6貫

●ピザ
食べ放題料金:1199円
・お店価格:マルゲリータ(1枚)599円
→損益分岐点:約2枚
・出前価格:マルゲリータ(1枚)1800円
→損益分岐点:約0.7枚

●牛しゃぶしゃぶ
食べ放題料金:3480円
・お店価格:牛しゃぶしゃぶ肉(120g)490円/1g=4.1円
→損益分岐点:約849g
・スーパー価格:アメリカ牛しゃぶしゃぶ肉(184g)651円/1g=3.5円
→損益分岐点:約994g

●スイーツ
食べ放題料金:1530円
・お店価格:ショートケーキ(1個)351円
→損益分岐点:約4.4個
・コンビニ価格:ショートケーキ(1個)260円
→損益分岐点:約5.8個

●飲み放題
飲み放題料金:1280円
・お店価格:生ビール(中)490円
→損益分岐点:約2.6杯
・スーパー価格:缶ビール(500ml)230円
→損益分岐点:約5.6杯

こうやって見てみると、どの食べ放題も「頑張ればいけそう」なラインでしっかり価格設定されているのが憎いところ。

とはいえ、牛肉を820g食べると摂取カロリーは3042kcal。ショートケーキを5.8個食べると1972kcalにもなります(30歳、65kgの成人男性の基礎代謝は1450kcal)。食べ放題は、「今日こそは!」という特別な日だけに行くのがちょうどよさそうですね。
(島尻明典/verb)

■オトコの選択、どっちが得?第7回

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