お金があろうと、ケチるポイントをしっかり倹約

税理士語る 金持ちの節約法5カ条

2016.04.04 MON

お得にスマートに… マネー得々大学院


“ふつう”の感覚からすると「そこまでケチらなくても」と思ってしまうが… 写真/PIXTA
「お金持ちはお金の使い方が一般庶民とは違う」とよくいわれる。豪快に浪費するイメージがあるが、一方で、「え? こんなところでケチるの!?」と思ってしまうような場面で「倹約」もするらしい。では、お金持ちが「お金を使わない」「ケチる」ポイントとはどんなところなのか? 「お金の使い方」を学ぶべく、個人事業主や多くの経営者を見てきた税理士・亀田潤一郎さんに話を聞いた。

「稼いでいる経営者は、お金の使い方にも哲学を持っています。モノを買う時には、それが自分にとって“本当に価値があるかどうか”でお金を払うかを判断していますね。例えば、稼ぐ経営者がお金を使わないポイントとして、次の5つが挙げられます」

1. 飲み会は一次会まで
「私の周りの“稼ぐ経営者”は、飲み会へのスタンスとして、『既知の相手と長時間飲み続けても、新しいことは何も生まれない』という考えが強いと感じます。飲み会だと、酔っぱらっていて話した内容を覚えていない場合もあるもの。なので、社内行事や日常的な飲み会などは、一次会でサクッと切り上げることが多いです。しかし、新しいビジネスチャンスが生まれそうな経営者同士の懇親会や接待の場は、例外にしている場合が多いようですね」

2. 流行のデザインには手を出さず、クラシックなものを好む
「時計やスーツなど、身につけるものは長く使えるクラシックなデザインを選ぶ傾向があるようです。短期間の流行に影響されて、自分の“資産”を減らすということは好みません。リセールバリューがあるという点が重要なので、クルマでいえば、年数がたっても価値の下がりにくいクラシックカーやプレミアムカーを所有している人が多いですね」

3. 手間をかけても、「消費財」は安く買う
「消費財を基本的に、定価販売のコンビニなどでは買わない人も。例えば、ガムや飴ひとつをとっても、わざわざスーパーなどで少し安く購入しています。『そんな面倒な…』と思ってしまうのが普通だと思いますが、お金を払うことへの意識が高いということの表れのようです」

4. 銀行の手数料は回避する
「3にも通じるところがあるかもしれませんが、時間をうまく使えば無駄な出費を抑えることができることを知っているのです。お金を稼ぐことの難しさを知っている経営者なら、こんなところで意味のない出費はしないでしょう」

5. コーヒーチェーン店のコーヒーは買わない
「コーヒーチェーン店でコーヒーを買うと、300~500円ぐらいします。でも、毎日飲むならコーヒーマシンがあれば十分。ネスプレッソやデロンギのマシンなら、初期投資費用はかかるものの、一杯100円程度で本格コーヒーが楽しめます。たとえば、流行のコーヒーショップに刺激や情報を求めて行くことはあるようですが、一回経験して満足すれば、それ以降はやはりコスパ重視の選択をするのが、お金持ちならではのお金の使い方と言えるでしょう」

5つの例からは、“自分の視野を広げてくれて、将来の役に立ちそうなもの”には惜しみなくお金を使い、そうでない無駄な出費は、限りなく抑えようとする姿勢がうかがえる。

亀田さんによれば、「その根本にあるのは、事業を続け、雇用を守らなくてはいけないという使命感。当人はケチケチしているなんていう気は一切ない」そうだ。こうして自分なりの哲学と潔さを持ってお金をコントロールすることが、稼ぐ“お金持ち”への第一歩なのかもしれない。
(山口優希/ユーフォリアファクトリー)

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