寿司、日本食、牛丼…「原価率高い=コスパ◎」は?

原価率でみる! 外食“コスパ”ランキング

2016.04.14 THU

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原価率が高くてコスパがいいお店は…?
“食”はビジネスマンにとって大きな楽しみのひとつ。だからこそ、外食する際は、どの店に行くのかしっかり見極めたいところですよね。料理のジャンル、お店のサービス、店内の雰囲気…いろいろと判断基準はあると思いますが、たとえば「原価率」で選んでみるのはどうでしょう。つまりその料理にどれだけ食材費などの仕入れ値がかかっているか。原価率が高いほど、僕らにとって「コスパが良い」ということになります。公認会計士の高橋善也さん協力のもと、業種ごとの原価率を調べて、順位付けしてみました。

■外食原価率ランキングTOP16


1位 屋形船:58.0%
2位 すし店:46.9%
3位 食堂、レストラン:45.0%
4位 焼肉店:40.7%
5位 その他の専門料理店(フランス料理店、イタリア料理店、カレー店なども含む):40.2%
6位 日本料理店(うなぎ専門店、すき焼き、しゃぶしゃぶ、天ぷら店なども含む):39.1%
6位 ハンバーガーショップ:39.1%
8位 牛丼店:37.4%
9位 料亭:36.1%
10位 そば、うどん:35.2%
11位 酒場、ビヤホール(焼き鳥店なども含む):34.9%
12位 中華料理店:32.7%
13位 ラーメン店:32.3%
14位 喫茶店(カフェ、フルーツパーラーなども含む):31.5%
15位 お好み焼き、焼きそば、たこ焼き店:30.9%
16位 バー、キャバレー、スナックなどナイトクラブ:16.1%

※『第13次業種別審査事典』第6巻(きんざい)に記載されている、平成26年度の「売上総利益率」をもとに編集部が算出

1位はなんと「屋形船」! …でもこれは、おそらく燃料代も含まれているはずなので、いわば例外かも。というワケで、次の「すし店」が実質1位といっていいでしょう。反対に、いわゆる“夜のお店”はかなり原価率が低い傾向。「優良店」ともなると、原価率10.7%なんてケースもあるようです!

「魚、肉、野菜などの生鮮食品は、仕入れ値が高いので、多く取り扱う店は原価率が高くなる傾向にあるといえます。逆に、揚げ物など加工食品は仕入れ値が安く、保存も利くので原価率は低くなるといえますね」(高橋さん・以下同)

原価率はお店によって異なり、たとえば牛丼店の場合、すき家(ゼンショーホールディングス)は40.9%、吉野家は37.3%、松屋は33.9%と、かなりバラつきがあります。さらにはメニューごとでも違うので、その辺はご了承を。最後に、高橋さんに「原価率が高いお店」を見分けるヒントを聞きました。

「最近流行りの“立ち食いステーキ”や“俺の~”など、あまり長居しないよう設計されているお店ですね。お客さんの回転率を上げることで、その分原価率を高くするビジネスモデルで人気になっています。また、居酒屋などのメニューですが、原価率の高い料理を大きく目立つ場所に配置して注目を集め、その周りに原価率の安い料理を配置してバランスを取っていることが多いようですね」

さて今夜行くお店、どこを選びますか?
(島尻明典/verb)

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