アウトドア男子になりたい!

第8回 一歩上いくリーズナブル防寒術とは?

2010.01.29 FRI

アウトドア男子になりたい!


ライター呉氏がウユニ塩湖周辺の自然公園ツアーに参加した際の宿。宿というには暖房設備もほとんどない簡易宿泊施設で、ベッドもなんとコンクリート製! 極寒の2泊の旅程で、呉氏はバッチリ風邪をひいてしまったとか 写真提供/呉 琢磨

マイナス20℃に耐えた、貼るカイロ活用法



アウトドア男子になりたい! と言ってもこの寒さ。外出も遊びも、何をしようにも、寒さの前にやる気をそがれがちです。かつ、外の寒さに加えて、懐の寒さですよ。防寒対策を施そうにも、先立つものがありません。

そこで、なるべくお金をかけずに、今ある衣類や安価な定番グッズで寒さを乗り切るアイデアを、山登りや旅の達人にうかがってみました。まずは登山の経験豊富なICI石井スポーツ登山本店の吉田尚店長。

「アウトドアでの防寒対策の基本は、熱が逃げないようにマフラーやネックゲーターでしっかりと首回りを閉じることですね。やっぱり首、腰、手、足といった衣類の隙間から熱が逃げて、冷気が入り込んでくるんですよ」

なるほど。体と衣類の間に作った暖かい空気の層をできるだけ逃さないのがポイントのよう。となるとシャツはパンツイン、ズボンもブーツインすると温かく過ごせそう。
標高3800mにあるウユニ塩湖で、アルパカ製の民族衣装で身を包んだライター呉氏。「古くからこの地域の人たちはアルパカの衣類で寒さをしのいできたはずだから、と思って買ったんですけど、やっぱりハイテクウェアにはかなわなかったですね(笑)」 写真提供/呉 琢磨
続いて、南米ボリビアとチリの国境にある標高3800~4500mのウユニ塩湖周辺で室内温度マイナス20℃という極寒に耐え、二晩明かしたという、ライターの呉 琢磨氏に、「お金をかけない」防寒の秘訣をうかがいました。

「ぼくが日本から持っていったのはユニクロのヒートテックと、ゴアウインドストッパーのウインドブレーカーだけです。これだけでは夜を越せないので、民族衣装のアルパカ製の服を買い込みました。それでも寒い(笑)。結局、2ちゃんねるのバイク板でも有名な『6点貼り』を実践して、寝袋にくるまって眠ることができました」

6点貼りとは、貼るカイロを背中(肩こう骨と肩こう骨の間)と腰に加え、両脇の下、両太ももの内側に貼るという防寒テクだとか。

「背中と腰はともかく、脇の下と太ももの内側は太い大動脈が通る場所。ここを温めると、血液が温められて、全身がポカポカするという理屈です。実際、暑くなりすぎて途中で剥がしたほどです」(呉氏)

野外で寒さに耐えるための基本は「空気を逃さず」「大動脈を温める」。これで今年の冬は出費を少なく乗り切れるかも? アウトドアについて、知りたいこと、気になることがありましたら、右下の投稿ボタンから投稿して下さい。

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