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アズキとお祝いごとの関係とは?

2010.02.18 THU

コンビニ研究所


さくらまん ファミリーマート 105円 たっぷりのこしあんに桜の葉を混ぜ込んだあんまんじゃ。桜の葉のほんのりとした塩味が、アズキの甘味をより引き立てておるぞ。薄いピンク色の生地に焼きつけてある桜の印が麗しい。味も見た目も春を感じさせてくれる逸品じゃぞ。
助手:弟が第一志望の大学に受かりました! 今日は実家でパーティなんですよ。

博士:メデタイ! 今晩は赤飯かな。

助:赤飯大好きです! 確かにお祝いのときに食べますよね。なぜですか?

博:赤飯の「赤」が重要なんじゃ。赤は火や太陽を連想させることから、古くから魔除けになると考えられてきたんじゃよ。そのため年中行事や儀式などのハレの日には、赤色に染めた食物を供えたり食べたりする風習があるんじゃな。

助:どうやって赤色をつけるんですか?

博:もとは炊くと赤くなる「赤米」を使っていたのが、時代とともにアズキの煮汁で着色するようになったんじゃ。昔はアズキといえば、着色料や祭礼用の供物としての役割が大きかったようじゃぞ。

助:今だと和菓子のイメージですよね。

博:砂糖が一般に普及してから、アズキはまんじゅうなどのお菓子として広く食されるようになったともいわれておる。

助:なぜ「小豆」と書いてアズキと読むんですか? 「大豆」とは関係あるの?

博:一説には、アカ(赤)、ツブ(粒)、キ(木)が語源だという。実際は木ではなく草じゃがな。ダイズはアズキに比べて「大きい豆」だからだそうじゃよ。

助:ダイズは意外性がないんですね…。

博:ム! では、大粒のアズキをどうして大納言と呼ぶか知っておるかな? 大納言は煮ても皮が破れにくい。一方、官職の大納言には、江戸城内で刀を抜いても切腹の罰がなかった。どちらも「切れない」ことからこの名前がついたそうじゃ。

助:これはうまい! 今夜のパーティの話のネタに使わせてもらいます!

<参考資料>『たべもの植物記』(能戸忠夫/山と溪谷社)、『衣食住語源辞典』(吉田金彦編/東京堂出版)

アズキとお祝いごとの関係とは?

佐々木彩夏、溝口玲以子(アート・サプライ)=取材・文
text AYAKA SASAKI, REIKO MIZOGUCHI

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