上村愛子が灯した火をつなげ!

ジャンプ、複合、スピードスケート… 後半戦の注目は“団体戦”にあり!

2010.02.18 THU



写真提供/AFLO
「またメダル手に入らなくて悲しい気持ちになったけど、すごく集中して自分らしいライン取りはできて気持ちよく滑れました」

2月14日(日本時間・以下同)の女子モーグル、4位に終わって赤い目をした上村は、けなげにこう言った。

2月13日開幕のバンクーバー五輪。惜しくもメダルを逃した上村の結果は残念ではあるものの、戦いは中盤に入ったばかり。日本勢にはまだまだ期待の選手は多い。クライマックスへ向け、18日以降を占ってみたい。

まずは23日のジャンプラージヒル団体だ。ベテランの葛西紀明とたくましさを増した伊東大貴が中心のチーム。ノーマルヒルを外れた岡部孝信の調子が上がればベストだが、やっと世界大会へ出場できた竹内択がキッチリ調子を合わせてきて層も厚くなった。最強のオーストリアは無理としても、ノルウェーやフィンランド、ドイツとのメダル争いで競り勝つことも可能だ。

その翌日には、昨年の世界選手権で14年ぶりの優勝を果たしたノルディック複合が待っている。走り重視のルールになっているが、選手たちは昨年の競り勝ちで走りにも自信をつけている。アメリカ、ノルウェーを筆頭に6チームほどの争いになるが、調子を上げている日本は、スキーの滑りを左右するワックスさえ合えば、昨年の再現もなる。

そしてお待ちかね、24、26日は女子フィギュアスケートだ。武器のトリプルアクセルを取り戻した浅田真央がその確率をさらに上げ、伸びやかな滑りを取り戻してキム・ヨナにプレッシャーをかければ、接戦での金メダル争いに持ち込めるはず。さらには安藤美姫も3回転+3回転ジャンプを確実に決められれば、メダルへもグイッと近づいてくる。

もうひとつの楽しみは、中学生代表の高木美帆もいるスピードスケートのチームパシュート(団体追い抜き)だ。W杯ランキング3位の日本は堂々のメダル候補。22日の1500mの滑りで高木が3人の出場メンバーに入れるかを占える。ぜひとも注目したい。
(折山淑美)


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