想像しあわせマイカー計画

第11回 都心在住・同世代のカーライフは?

2010.03.05 FRI

想像しあわせマイカー計画

クルマがあるから広がったプライベートタイム!



都内に住みながら、カーライフを楽しむR25世代がいます。公共の交通機関が充実した都内では、一見すると必要なさそうにも見えるクルマですが、彼らなりに感じる魅力があるに違いありません! そこで今回は、都内在住のR25世代・カーオーナーの人に、その魅力や利用法を聞いてみることにしました!
お話を伺ったのは岩城俊輔さん。IT関連企業にお勤めの28歳。杉並区在住で、クルマ所有歴はかれこれ10年になるとか。

「千葉県にある実家では、クルマが主な移動手段。クルマがあって当たり前の環境で暮らしていたので、就職して東京に来たときも、ごく自然に“クルマ生活”を前提とした物件を探していましたね」

現在の賃貸マンションは、荻窪駅から徒歩20分。かなり距離があるものの、その分、2DKで8万円と家賃が安く、駐車場代もプラス1万円で済んでいるのだとか。青梅街道に面しているので、クルマなら、スムーズに出掛けられるところも気に入っているそう。

「とはいえ、クルマに乗るのはやっぱり週末が中心。何も遠出のドライブや旅行ではなくても、環七や環八沿いのお店を巡るだけでも面白いですよ。たとえば、ドン・キホーテでの深夜の買い物。買い過ぎて荷物が多くなってしまっても、空いている席に積めますからね。以前、ソファを買って、そのまま持って帰ったこともありますよ。ここ数年のマイブームは、深夜のラーメン屋巡り。環七、環八沿いはラーメン屋激戦区なので、あちこち行っても飽きません。自転車や徒歩だと、遠くのお店まで行くのは難しいでしょ?」

岩城さんいわく、クルマは“自分の部屋”みたいなもの。部屋にいるようなリラックス気分のまま目的地まで行けるので、ちょっとした外出も億劫にならないのだとか。他にも、考え事や読書をするためにクルマでフラッと出かけることも多いそう。

「部屋で何かしようとしても、一か所にとどまっていると、だんだん思考が停滞してくる気がするんです。なので、クルマは“動く部屋”だと思って活用していますよ。海や山で読書するのは、お金もかからないし、すごくいい時間が過ごせます。首都高を走りながら、仕事のアイデアを練ることもありますよ。適度な緊張感が保てるので、集中できていいアイデアが浮かびやすいんです」

岩城さんにとって、クルマのある生活の一番大きなポイントって何でしょう?
クルマなら電車の運行時刻に行動を制限されることもない。好きなときに好きな場所に行けるのは、クルマならでは!
「好きなときに好きな場所に行ける、というのが一番ですね。突然、深夜に海が見たくなったり、早朝から温泉へ行こうと思ったとき、電車では物理的に不可能だったり、めんどくさくなって諦めてしまいがちですが、クルマなら気軽に実現できる。単なる交通手段としてなら電車で十分ですが、こうやってアクティブに動けることで得られるたくさんの体験は、クルマがなければできないことですから」

なるほど! 生活をよりアクティブに充実させてくれるクルマには、単なる“移動手段”として以上に価値があるんですね! 電車やバスと比べてばかりいたボクが浅はかでした!
終電も始発も関係なく行動できるのがクルマのいいところ。会社に行く前に“ひと仕事済ませてきた“男の持つ余裕は、仕事へも存分に発揮される?

クルマがあるから広げられた趣味の幅!



クルマがあると、終電や始発を気にすることなく、好きな時間に好きな場所に行ける、というのが大きな魅力のひとつ。そんなクルマにはさらに、「重い荷物を積める」という利点もあるみたいです。

港区在住の中川圭治さんは営業一筋12年の34歳。現在では、サーフボードやダッチオーブンを車に積み込み、アウトドアライフを楽しむアクティブ派。しかし3年前までは、クルマは持っていたものの、たまにしか乗らなかったそう。

「そもそもクルマを買ったのは、ドライブを趣味にしようかなあ、と思ったから。でも、それほど旅行好きというわけでもなかったので、だんだん乗らなくなってしまって…。ところが3年前、サーフィンをやっている友達に海まで連れて行ってもらい、試しにやってみたら、意外とうまくできた。それでハマってしまって…。クルマなら、サーフボードを積んで海まで楽に行けるので、どんどんのめり込んでしまいました」

そのうち、サーフィン仲間とバーベキューをするようになると、今度は徐々にダッチオーブンによる野外料理に魅了されていったそう。ダッチオーブンとは、重たい鋳鉄製の鍋で、そのまま焚き火にくべて料理を作る道具。西部劇のカウボーイが焚き火で料理を煮込んでいるアレです。

「肉の塊を煮込んだシチューや鳥の丸焼きを男5~6人でワシャワシャ食べるんです。ちなみに家ではまったく料理はやらない。それまで料理にはまったく興味がなかったので、こんな趣味が開発されるなんて、自分でも意外でしたね。これもクルマがあったおかげかな。ダッチオーブン以外にも、食材や炭などの燃料も持って行くと、かなりの量になるので…」

中川さんいわく、重い道具やたくさんの荷物が必要な趣味でも、クルマがあれば楽に運べるので、どんどんチャレンジする気持ちが芽生えていったのだとか。サーフィンでもダッチオーブンでも“必要になりそうなものは、とりあえず全部持って行く”というのが中川さんのやり方。あれこれ余計なことを考えるわずらわしさがないので続けられたのだそう。

「最近は早朝にクルマで家を出て、サーフィンしてから出社するのが楽しみ。4時過ぎに東京を出て、湘南で2~3時間波乗りをしてから出社するんです。すごく気持ちいいですよ!」

なるほど、都心のカーオーナーたちは、ルーティンになりがちな日常生活から脱出するアイテムとしてクルマを重宝しているようです。 自分なりの賢い使い方ができれば、都心でのカーライフもムダな投資にはならないんですね!
気になる月々の支払いにしても、今のオートクレジットには、不均等払いプランや残価設定型のクレジットプランなど、その人の事情に合わせて、賢い購入方法もいろいろ用意されているようだし、都心のR25世代が、クルマを購入するというのも、決して不思議な話ではないのかもしれません。現に、今回登場していただいたお二人とも、僕と同じようなごく一般的なビジネスマンだったわけで…。うーん、いよいよクルマが欲しくなってきましたよ! さて、人生最初の一台は、どんなクルマを、どんな風に買おうかなぁ? ボクらと等身大のR25世代でも、クルマを楽しめることがわかった今回の取材。
限られた収入の中でも、うまくやりくりしてバランスのいいクルマ生活を送れる人は、
自分の毎日をもっともっと楽しくできるのかもしれませんね。
きちんと自分に合った支払い方を見つければ、クルマの購入もそれほど難しくないようですが、
そうなると、みんなの具体的な支払い方法が気になるところ…。
次回は、その辺の事情を探ってみようと思います!

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