キミは上司からのパスをどう生かす?

新人時代を乗り切る秘策をサッカー戦術から読み解けば…

2010.03.01 MON



写真提供/AFLO
4月から新社会人になるR22世代。「会社組織」というものに不安を抱いている人、結構多いのでは?そういえば今年はW杯イヤー。日本代表はちょっと頼りないけど…組織型スポーツの代表格であるサッカーを学べば、会社組織の見極め方だってわかるかも!?

「サッカーと会社組織には通じる部分が多々あります。どちらも人の連携によって勝利(=利益)を目指すもの。そして、強い組織を作るためには、持ち駒の力を最大限に発揮するための“戦術”が必要になります」とは、自らも商社での勤務経験を持つサッカージャーナリストの西部謙司氏。

「選手の個性から戦術を考えていくのか、決められた戦術に人を当てはめていくのか。組織の作り方は大きく2パターンにわかれます。日本代表の監督でいえば、前者はオシム、後者ならトルシエが象徴的でした」

対戦相手によってシステムを変えるなど、選手の判断能力を鍛えることで勝利を目指したオシムに対し、「フラット3」という明確なコンセプトを打ち出し、動き方のマニュアルを叩きこんでチームを強化したトルシエ。ちなみに現在の岡田監督は、基本的にはオシム寄りのタイプだが、オシムほど相手や状況に応じて戦い方を変えてはいないそう。

配属される部署をひとつのチームと考えるならば、監督に当たるのは部長や課長になるはず。例えばオシム型なら、個々のメンバーをよく観察し、そのなかで自分の個性を発揮していく。逆にトルシエ型なら、与えられた役割をきちんと理解し、忠実にこなしていく。それが成功の近道かも。

「人の個性に寄りかかった戦術は、意外性にあふれる反面、マニュアル化ができない。人を枠に当てはめる管理的な戦術は、安定性が高いものの選手の特性は生かし切れない。これは永遠のジレンマです。人と組織の関係性は、一筋縄じゃいかないんですね」

強引な比較でしたが…意外に共通点は多そう。W杯まであと3カ月半。サッカーの戦術を学んで、会社でのポジションも見つけちゃおう!
(清田隆之/BLOCKBUSTER)


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