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カステラのルーツはヨーロッパにあり!

2010.06.17 THU

コンビニ研究所


オンブラージュ 半熟かすてら スリーエフ 250円 新鮮な卵黄をたっぷり使用し、外側はこんがり、内側はとろ~り焼き上げた、新食感のカステラじゃ。三温糖を使うことで、コクのある味わいを実現。隠し味に効かせた塩が、甘味をいっそう引き立てているぞ。
助手:博士~、なぜカステラって「南蛮菓子」と呼ばれてるんですか?

博士:藪から棒じゃな。どうした急に。

助:もらったカステラのパッケージに、「南蛮菓子」って書いてあるんです。そもそも「南蛮」って何なんでしょう?

博:室町時代や江戸時代、ポルトガルやスペインのことを「南蛮」と呼んだんじゃ。南蛮菓子とは当時それらの国から日本に伝来したお菓子のこと。カステラは室町末期、ポルトガル人が長崎に伝えたといわれておる。

助:カステラってポルトガル語ですか?

博:いや、カステラと名付けたのは日本人だから、日本語といって良いじゃろう。

助:へ~、カステラってどういう意味なんですか?

博:スペイン中央部にあった「カスティーリャ王国」にちなんでいるという説が有力じゃ。伝来当初、ポルトガル人から「カスティーリャで作られているお菓子」などと説明され、短縮して「カステラ」と呼ぶようになったんではないかな。

助:カスティーリャ、カステーラ、カステラ…なるほど。当時は、珍しいお菓子だったんでしょうね。

博:まず日本にはカステラを焼き上げるオーブンがなかったからな。オーブンのように上下から火を通せるよう、火にかけた鉄鍋の上に炭火をのせるなど、菓子職人は工夫を凝らしたんじゃ。

助:その苦労のおかげで、カステラは庶民のお菓子として浸透し、今ボクが食べられている、と。

博:その通り! カステラにあやかって長く愛される発明をしたいもんじゃな。

<参考資料>『月刊たくさんのふしぎ 通巻251号 カステラ、カステラ!』(明坂英二/福音館書店)、
『日本の「食」とくらし(3)時代ごとに調査しよう』(竹内由紀子:監/学習研究社)

カステラのルーツはヨーロッパにあり!

佐々木彩夏(アート・サプライ)=取材・文
text AYAKA SASAKI

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