日本代表のW杯ジンクス その1

過去のW杯では、前半0-0で後半先制すると勝率100%!

2010.06.18 FRI


06年ドイツ大会のブラジル戦では、前半に玉田圭司が先制ゴールを挙げたが、逆襲に遭い1-4で敗戦。前半の先制点は要注意かも 写真提供/AFLO
カメルーン戦では前半に先制し、そしてうまく逃げ切って勝利を挙げた我らが日本代表。その勢いのまま、オランダ戦でも試合開始からガンガン攻めてほしいと思ってしまうが、先行逃げ切りという戦いは本来の日本の必勝パターンではない。過去3大会で日本が前半に先制点を挙げた2試合は、ともに逆転負けを喫しているのだ。また、先制を許しながら前半のうちに同点ゴールを叩きこんだ02年日韓大会のベルギー戦は引き分けており、前半に得点を挙げて勝った試合はカメルーン戦がはじめてなのである。

02年日韓大会で挙げた2勝は、いずれも後半に先制点を挙げてのもの。つまり、前半を無理せずに0対0で折り返すことが本来の日本の必勝パターンであり、後半勝負に持ち込むことこそ理想の展開といえるだろう。攻め急ぎはご法度だ。強豪オランダ相手に早い時間帯に先制しても、長い時間相手の猛攻をしのぎ切ることは容易ではない。また、序盤から攻撃的に出ても返り討ちを浴びることとなるだろう。だからこそ、我慢の試合展開に持ち込み、相手が焦れた後半に勝負に出たい。後半にこそ、日本の本領が発揮されるはずだ。(佐藤拓也)

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