世界のジンクス その1

開催国は必ず決勝トーナメントに進出!

2010.06.22 TUE


写真のダーバンのスタジアム(標高0m)から1700mを超えるスタジアムまで、標高差が選手を悩ませている南アフリカ。民族楽器・ブブゼラを鳴らす国民の後押しを受けて南アフリカ代表はリーグ突破を目指す 写真提供/AFLO
第1回大会から18回続けて開催国は決勝トーナメントに進出している。かつてのW杯は欧州と南米の“サッカー先進国”で開催されていただけに当然のように思われたが、1994年のアメリカ、2002年の日本と韓国といった“サッカー後進国”も地元開催でしっかり予選リーグを突破し、伝統を守った。地の利を生かすことができ、そして国民からの強力な後押しを受けることができる開催国の決勝トーナメント進出はジンクスではなく、もはやノルマとされているのだ。

しかし、今大会、南アフリカは窮地に立たされている。開幕戦でメキシコに引き分け、順調なスタートを切ったが、第2戦ではウルグアイに0対3で完敗。2戦を終えた時点でグループ最下位に沈み、一気にグループリーグ敗退が濃厚となってしまった。第3戦の相手は前回大会準優勝のフランス。厳しい戦いが予想される。しかし、フランスもここまで1分1敗と調子が悪く、監督批判をした主力選手がフランスに送り返されるなど内紛も表面化。南アフリカにも十分勝つチャンスはありそうだ。

初の開催国予選敗退となるか、それともジンクスを守ることができるのか。南アフリカの3戦目(6月22日23:00~)に注目が集まっている。
(佐藤拓也)

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