サッカーW杯・緊急現地取材!

W杯会場で、ブブゼラ吹きに行ってきました!

2010.07.02 FRI


吹く力は必要ないのですが、うまく音を出すのにちょっとコツがいります。
今回のサッカーワールドカップで、一躍その名を轟かせた「ブブゼラ」。一時は、そのうるささゆえに、今大会での使用が危ぶまれたほどでした。これだけ世界を騒がせたブブゼラって、一体どんなもの?ってことで、不思議テーマ『夢の“世界一周”にチャレンジ』の連載で世界一周中の僕が、南アフリカの会場まで行って、試してまいりました!

もともとブブゼラとは、動物の角を用いて開発された楽器で、南アの教会で信徒が祈りを捧げるときに吹き鳴らされていたそうです。現在では、ご存じの通りスポーツ観戦時のアイテムとなっていますが、特に、サッカーを中心とした黒人に人気があるスポーツで使用されています。なので、白人に人気のラグビー観戦時にはあまり目にしないようです。

スタジアムに着くと早速、会場内外から「ブーン!ブーン!」と、虫が飛び交うような音がこだまします。でも、よく聞くと、微妙に音が違う。そう、ブブゼラも種類や吹き方によって、音が変わるんです。

いわゆる一般的なブブゼラは、長さ60cmくらいの単なる先の広がった筒状のもの。単純に息を吹き入れるだけでは音は出ず、トランペットを吹くように、口をつぼめ唇を震わせるように息を吹き入れるんです。これがなかなか難しい!最初はおならのような音しか出せませんでしたが、息を細めると、ようやく聞けるくらいの音になりました。コツがつかめると簡単ですが、中にはいつまでも吹けない人もいるようです。

種類は、ねじれた形状のものや、長さ1m以上もあるものまで様々。どうしても音を出すことができない人には、長さ30cmくらいのミニブブゼラも。これは、単純に息を吹くだけで、「プー!」といった甲高い音が鳴り響きます。

試合が硬直しだすと、スタジアム全体である一定のリズムにのって吹き鳴らされ、選手をあおりたてます。その音で試合が動くこともしばしば。

耳に悪影響を及ぼすと聞いていたので、念のため耳栓も準備しましたが、盛り上がったスタジアムでは心地良い効果音にしか聞こえませんでした。今大会で慣れてしまった僕にとって、逆にブブゼラがないサッカー観戦は寂しくなったりして。

(長谷川浩史)

  • ブブゼラ

    さまざまな種類のブブゼラ。短い方が音が出やすいですが甲高い音がします。値段はモノによりますが、だいだい1000円前後。

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