体感必須! オトコのイベント

少年時代のときめきがよみがえる「大昆虫博」へ

2010.07.16 FRI


解剖学者・東京大学名誉教授である養老孟司氏、フランス文学者・埼玉大学名誉教授、さらにファーブル昆虫館館長である奥本大三郎氏、そして、理学博士・早稲田大学教授の池田清彦氏がナビゲーターを務め、漫画家のやくみつる氏も企画協力している
カブトムシ、クワガタ、セミ、トンボ……。男子なら一度くらい、網とカゴを持って追いかけた思い出があるだろう。幼い頃は、手の中、カゴの中の昆虫を眺めているだけでウキウキしたものだが、R25世代となった今、魅力的な昆虫たちに出会う機会がめっきり乏しくなってしまった。しかし、現在、江戸東京博物館にて、あの頃のときめきがよみがえるイベントが開催されている。

「大昆虫博」はその名の通り、世界中から珍しい昆虫たちの標本を集めて展示した昆虫の博覧会。昔見た懐かしい姿はもちろん、宝石のように輝くチョウやタマムシ、世界最重量を誇る迫力のゾウカブト、木の枝と見間違えそうなナナフシなど、大変貴重な世界の珍種にお目にかかれる。3D技術を駆使し、すぐ目の前に昆虫が浮いているかのようなリアル映像で、体の仕組みや生態を学ぶことができる「3D昆虫図鑑」など、最新技術を用いた試みもとても興味深い。

一つひとつを眺めていくと、我々人間には考えつかないような、奇妙で、時に美しい昆虫たちの造形に目を奪われる。心惹かれる理由は、そこに生命が存在し、生きるための造形として完成している姿だからだろう。だからこそ、ツメの先ほどの小さな虫も、顕微鏡で覗くと、精巧な体のつくりや模様があることに改めて感動させられるのだ。子どもはもちろん、大人も楽しめる「大昆虫博」へ、夏休みの自由研究気分で訪れてほしい。
(内藤香苗/クレッシェント)

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