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「牛」の食文化は大阪発信!?

2010.11.04 THU

コンビニ研究所


グーサンド 具入りラー油やきにく am/pm 270円 人気商品「グーサンド」に食べごたえ満点の一品が仲間入りじゃ。醤油で香ばしく焼き上げたライスプレートに挟んであるのは、具入りラー油と牛肉。牛肉の旨みとラー油の辛味、フライドガーリックの歯ごたえをお楽しみあれ!
博士:今日は機嫌が悪そうじゃな。

助手:…はい。昨晩、友人とお酒を飲んでいたときに「肉」のことで口論になって、なんだかむしゃくしゃして。

博:なんだそれは。詳しく話さんか。

助:肉じゃがに牛肉を使うっていうんですよ。肉じゃがは豚でしょ! 牛肉って高いしぜいたく~!!

博:フォフォフォ、その友人は西日本出身じゃろう?

助:大阪生まれです。出身地に関係が?

博:西日本では牛肉、東日本では豚肉を料理に使う家庭が多いようだぞ。

助:へえ、僕は東京出身だから豚肉なのか! それにしてもなぜそんな違いが?

博:そもそも「牛」は縄文時代、大陸から九州や中国地方に渡ってきて、当初は食用ではなく農耕や運搬に用いられていたようじゃ。食用として広まり出したのは江戸末期。日本最古の牛肉屋は約160年前に大阪で開業し、1900年には大阪で日本初のステーキ店が開業したといわれておるぞ。

助:なるほど。西日本の方が牛とのつき合いが長いんだ! それから牛を食べる文化も大阪から広まっていったんですね。

博:そのようじゃな。ところで君、日本人好みの牛の育て方は知っているかな?

助:…スパルタ教育とか?

博:あほか。日本人は欧米人などに比べ、柔らかい肉を好む。そのため日本向けに飼育される肉牛のエサには、牧草にトウモロコシなどの穀類を特別に混ぜて、適度な脂肪をつけさせているんだぞ。

助:やっぱりぜいたく! でもたまには牛肉を食べてリッチな気分に浸ろうかな。

<参考資料>『自給力でわかる日本の産業 第3巻 肉・果実はどこからくるの?』(木村真冬:監/学習研究社)、『西の牛肉、東の豚肉 家計簿から見た日本の消費』(金子優子:編著/日本評論社)

「牛」の食文化は大阪発信!?

佐々木彩夏(アート・サプライ)=取材・文
text AYAKA SASAKI

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