「野球コース」を設けている学校も!

メジャーリーガーも輩出する“体育会系”専門学校とは?

2011.02.17 THU



写真提供/時事通信社
今季、日本ハムからMLBのレンジャーズに入団したサイドスロー投手・建山義紀(35)。彼は今回の移籍で、ある「史上初」の肩書きを手に入れた。それは史上初の「専門学校」出身の日本人メジャーリーガー。建山は東海大仰星高校を卒業後、甲賀総合科学専門学校(現甲賀健康医療専門学校)に進学。その野球部で実力が認められて社会人野球の名門・松下電器(現パナソニック)に入社し、プロにたどりついた。専門学校で野球? と思われる人も多いかもしれない。だが、数は少ないが建山以外にも専門学校出身のプロ野球選手はいる。

甲賀健康医療専門学校もそうだが、プロ野球選手を輩出する専門学校のほとんどが体育・医療系。つまりスポーツやフィジカルについて学ぶ学校であり、なかには「野球コース」を設けている学校もある。当然、学生たちの多くは野球部に所属。まさに「野球専門学校」といった趣だ。ただ、気になるのは彼らがどこで腕を磨いているか。専門学校版・甲子園のような大会は耳にしたことがないが…。

実は現在、専門学校は社会人野球の“企業チーム”登録ができ、各種大会へも出場している。また、プロ球団との練習試合も可能だ。ただレベルは、個人はともかく全体はまだまだ、というのが実情。というのも、大学や社会人に比べ、専門学校で野球を続けるのは無名の選手が多いから。逆にいえば下克上を狙う雑草軍団ともいえる。

ところで気になるのは、専門学校ならば僕らも今から入学してプロを目指せるか、という点。そこで甲賀健康医療専門学校に聞いてみると…「受験資格は高卒以上であることだけ。年齢に制限はありません」との回答! おお、夢よ再び!? 「ただ、実際は高校から進学する学生がほとんど。過去、大学卒業後に進学してきた学生はいましたが稀なケースです」。とまあ納得の回答。でもまだ若ければ…志ある人はぜひ!
(田沢健一郎)


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