日本人F1ドライバー記録を次々更新!

トップチーム移籍の道も? 小林可夢偉に世界が注目!

2011.07.07 THU



写真提供/GettyImages
第8戦ヨーロッパGPを終え、シーズン中盤戦に突入した今季のF1GPでは、今、唯一の日本人ドライバー、小林可夢偉の活躍に大きな注目が集まっている。

ザウバーでF1フル参戦2年目の可夢偉は第2戦のマレーシアGP以降、6戦連続入賞でポイントを獲得。伝統のモナコGPでは日本人過去最高の5位入賞を果たし、第7戦のカナダGPではなんと52周目まで2番手を快走してみせた。

マシンのセッティングに苦しんだヨーロッパGPで連続入賞が途絶えたものの、8位でゴールしながらマシンの僅かな寸法規定違反で失格になった緒戦のオーストラリアGPを含めれば、開幕から7戦連続のトップ10フィニッシュ! もちろん、F1でこれほどコンスタントに結果を残した日本人ドライバーは可夢偉が初めてだ。

ちなみに、F1にあまり詳しくない人の中には「まだ表彰台にも立っていないのに何がスゴイの?」と感じる人もいるかもしれない。だが、今季、可夢偉が所属するのはザウバーというスイスの中堅チーム。マシンの性能が決定的な意味を持つF1で、レッドブル、フェラーリ、マクラーレン、ルノー、メルセデスといったトップチーム相手にトップ10圏内に入るのは簡単なコトじゃない。

そんなハンデを跳ね返し、着実に結果を残せているのは、彼が類まれな才能に加え、驚異的な「メンタルタフネス」を兼ね備えているからだ。どんな状況でも冷静さを失わず、常に自分のターゲットをしっかりと見極める力とあきらめない姿勢は、目の肥えたヨーロッパのF1関係者からも高い評価を集めており、そのアグレッシブなドライビングに魅了された海外の「カムイファン」も急増中だという!

シーズン後半も今のような戦いを続けられれば、近い将来、トップチーム移籍の道が開ける可能性は十分。サッカー界でインテルの長友が見せてくれたような感動をF1で味わうことができる日は、そう遠くないかもしれない。
(川喜田 研)


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