四国・徳島最大のマチおこし!?

話題沸騰の「マチ★アソビ」ってどんなイベント?

2011.09.28 WED


メインの野外会場は、イベント時には常に人で溢れかえる。写真は「マチ★アソビvol.4」の林間ステージの様子
毎回50万人以上が足を運ぶ、夏・冬に開催される日本最大のアニメイベントとして有名な「コミケ」(コミックマーケット)は聞いたことがある人が多いだろう。だが、それを超える頻度で、しかも徳島で開催されているアニメイベントがある。09年からアニメーション制作会社・ufotableのプロデュースで行われている「マチ★アソビ」だ。今回で7回目を迎えた同イベントは、春・秋・冬の年3回で開催され、毎回関東圏のイベントに負けない盛り上がりを見せている。

特に秋開催は、徳島市観光協会が主催する「眉山山頂秋フェスタ」と共同開催という形で、眉山山頂がメインステージとなる。地域密着型がウリで、上映会や講演、ライブ、展示など催しものも豪華なうえ、野外での開催ということで他のイベントとは違った開放感も人気だ。しかし、なぜ徳島で、それも野外で行われているのだろうか?

「作画をメインとした徳島スタジオをたちあげたことがそもそものきっかけです。いわゆる“野外フェス”とは違う、ピクニック気分で遊びに行けるフェスがあってもいいのではと思い、『マチ★アソビ』では遠くからステージの音が聞こえるところで家族がお弁当を食べていたり、友達同士ワイワイしたり、その空間全体で楽しむイベントにしたいと考えました。東京でやっていないこと、徳島でしかできないことを追求した結果です」

そう答えるのは、「マチ★アソビ」の総合プロデューサー・近藤光さんだ。近藤さんは徳島県出身のアニメプロデューサーにして、ufotableの代表取締役でもある。

同氏によると、イベント来場者は年々右肩上がり。県内からの来場者が中心と思いきや、県外からの来場者が5割だという。中でも東京都が最も多いそうだ。今回9月23日から10月10日まで開催されている「マチ★アソビ vol.7」も過去最大規模に上る。

「これまでは3日間で2万人強の集客があり、眉山山頂までのロープウェイも1時間待ちという状況でしたが、vol.7はイベント規模を倍以上に引き上げたので集客も倍近くなることも想定しています」

だが、そんな状況に浮かれることもなく、近藤さんは語る。「年々動員数は伸びているものの、動員数より満足度をあげることに力を注ぎたい」。その言葉通り、徳島阿波おどり空港をジャックする世界初の試みや、ufotableが制作する10月放送のTVアニメ「Fate/Zero」祭りを開催するなど、これまで以上にコンテンツにも力を入れ、注目が集まっている。

こうした主催者サイドの努力と実行力により、徳島のマチおこしとしても想像以上の成果を上げている「マチ★アソビ」。アニメファンならずとも、是非一度観光がてら足を運んでみては?
(ピーチ四葉/東京ピストル)

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト