トップドライバーの熱闘を見逃すな

鈴鹿で王者決定の予感F1日本GPの見どころ

2011.10.06 THU


夏以降、チーム戦略の失敗やトラブルなどで歯車が合わない可夢偉だがポテンシャルは十分。鈴鹿で投入される新型パーツにも期待!
写真提供/GettyImages
いよいよ今週末に迫った鈴鹿のF1日本GP。多くのドライバーたちが声をそろえて「世界最高のコース」と称える鈴鹿サーキットを舞台に、今年も地上最速の戦いが繰り広げられる。

彼らにとって鈴鹿は単なる1戦を越えた特別なレース。特に3月の東日本大震災直後に開幕した今季は多くのチームやドライバーがマシンやヘルメットに「がんばれ日本」のメッセージを付けて世界に支援を訴えるなど、様々な形で日本への熱い想いを表現してきた。マシン性能とドライビングテクニックのすべてが要求される魅力的なコースに加え、熱く、礼儀正しい日本のファンや過去の歴史の中で繰り広げられた数々のドラマが、ドライバーやF1関係者たちの日本への愛情につながっている。

さらに今年の日本GPではF1界のボス、FOM代表のバーニー・エクレストンが岩手、宮城、福島の被災者3000人を招待するバーニーシートを特設! ドライバーたちも日本でのレースを心待ちにしているという。

そんな日本GPの見どころは、大詰めを迎えたチャンピオン争い。ここまで14戦9勝と圧倒的な強さを見せるレッドブルのセバスチャン・ヴェッテルが、王座まであと1ポイントに迫っていて鈴鹿での2年連続チャンピオン決定はほぼ確実な状況だ。今季10勝目という最高の形でタイトルを決めたいヴェッテルに、バトン、アロンソ、ハミルトンといったライバルたちがどう挑むかが注目される。

そしてもちろん、ニッポン期待、我らが小林可夢偉(ザウバー)にも熱い視線が集まる。今シーズンは開幕から順調に入賞を重ねてきた可夢偉だが、8月以降は不運が続いてノーポイント……。ヘアピンコーナーで鮮やかなオーバーテイクを連発して見せた昨年の鈴鹿同様、母国日本GPの活躍で悪い流れを断ち切って、シーズン終盤のラストスパートにつなげてほしい!
(川喜田 研)


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