注目の水泳、柔道はどうなる?

ロンドン五輪代表選考レース最前線

2012.01.19 THU


個人総合金メダルを狙う内村。彼とともに同じく金を狙う男子団体のメンバー争いは5月のNHK杯が最終選考会。こちらも注目
画像提供/AFLO
今年7月27日に開幕するロンドン五輪。本番での金メダル獲得が確実視されている男子体操の内村航平は、昨年の世界選手権個人総合3連覇を評価されて12月には異例の早期代表決定。ともに3連覇を狙う女子レスリングの吉田沙保里と伊調馨も代表を決めている。

だが多くの競技はまさにこれからが代表争いの佳境になる。その中でもメダルに期待のかかる競泳種目は、4月2~8日の競泳日本選手権が代表選考の場だ。

注目はやはり3大会連続金メダルを目指す男子平泳ぎの北島康介だろう。昨年の世界選手権は故障で満足な調整ができなかったが、200mでは銀メダルを獲得していて本番でのチャンスも十分。だが国内にも立石諒や冨田尚弥がいて代表争いは熾烈だ。特に200mは3人の実力も接近しているだけに、少しでも気を抜けば代表を逃す危険もある。

それに続き5月12、13日に行われるのが、柔道の最終選考会の全日本体重別選手権。女子では浅見八瑠奈が福見友子を一歩リードしている48kg級と、新旧世界王者の中村美里と西田優香が代表を争う52kg級が注目だ。さらに10年と11年の世界王者である松本薫と佐藤愛子が競り合う57kg級もある。どちらが選ばれても本番では金メダル最有力候補になるレベルの高さで、熾烈な戦いが予想される。

また男子はどの階級もベテランと若手が激しく代表を争う構図だ。60kg級は世界ランキング2位と3位の山本浩史と平岡拓晃が。66kg級は5位の森下純平と6位の海老沼匡、90kg級は2位の小野卓志と3位の西山大希が激しく競り合っている状況。73kg級も1位の中矢力を4位の秋本啓之が急追している。また近年苦戦中の男子100kg超級の代表も、鈴木桂治や高橋和彦、上川大樹などがいる混戦だ。

予選の戦いを知っていれば本番の楽しみは増す。ぜひ各競技の行方に注目してほしい。
(折山淑美)


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