目指せ!“メジャー級のオトコ”への道

第4回 メジャー級の「デキる仕事術」

2012.02.24 FRI

『目指せ!メジャー級のオトコへの道』


映画『マネーボール』のDVD・ブルーレイは2012年3月21日(水)発売。3990円(税込)/発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (c)2011 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

上司も部下も華麗に操る、デキる男の仕事術に脱帽!



ざっくりと映画のあらすじを説明しよう。主人公ビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は、MLBのオークランド・アスレチックスに雇われたゼネラル・マネジャー(GM)だ。GMという役職は、球団の予算に応じてチーム編成や方針の決定、さらに選手との契約交渉など、チーム作りの権限を委ねられた球団の顔であり、ビリーはアスレチックスを優勝に導くために奔走するのである。しかし、そこにはいろんな問題が…。

まずぶつかったのが、古参スカウト陣。古株の彼らは、昔からの慣例で仕事を進めようとする。主観で物事を判断し、データに基づこうとはしない。「アイツは見た目がデブだからダメだ」「俺たちには経験と直感がある」などなど。そこでビリーは、古参スカウト連中に向かって、ビシッとクギを刺す。「お前たちは何が問題なのか、まったくわかっていない」と。

また、ビリーは優秀な人材を見つけ出すことにも長けている。営業に行った先の球団で、社内で評価されていない(見た目のイケてない)男の些細な動きをスピーディにチェック。すぐに彼を呼び出し「球団経営の何たるか」を問うのである。すると男は緻密な分析を披露。その答えに納得したビリーは、その男に向かって、こう言うのだ。「荷造りしろ。君を買った」。なんとビリーは、その男を直属のアシスタントに大抜擢。

「先入観」にとらわれず、問題の本質をしっかりとつかんだ結果、チームは良い方向へと向かっていくのである。

さらにビリーはチームの戦略を選手に浸透させるべく、自ら足を運んで説得して回る。綿密なデータを提示し、感覚で打っていた選手にその意味を納得させ、みるみるチームをまとめ上げる。ベテラン選手との1対1の会話では「俺は過去の君でなく、今の君に給料を払っている。だから若手の手本になれ。真のリーダーに」と本音トークで相手の心を動かす。

また、ビリーは上司にもひるまない。出費を渋るオーナーに対し「出してもらえないなら俺が払う。その代わり、そこから生まれた利益は俺がもらう」と大胆提案。結果、オーナーから出費を約束させ、ビリーはチームをさらに強くするのである。

時にはやる気を出させる「ほめる」コミュニケーション、そして時には大胆に説得する「攻める」コミュニケーション。相手と目的に応じたこの使い分けも、実に興味深いポイントだ。

「チームを強くする」という目的のために大胆な仕事ぶりを見せるビリー。今回挙げた「先入観にとらわれない」「コミュニケーションの方法を使い分ける」以外にも、本作には仕事に役立つエッセンスがいっぱい。もちろん純粋な映画としても評価の高い作品だけに、仕事なんか抜きにして楽しむのも良いだろう。

そして最後にビッグニュース。本作の主人公のモデルにもなった、本物のビリー・ビーン氏がGMを務めるオークランド・アスレチックスが日本にやってくる! 4年ぶりに日本で開催されるMLB開幕戦で、イチローらを擁するシアトル・マリナーズと激突するのだ。こんな注目カードを観戦できるのはまたとない機会。ぜひ球場に足を運ぼう! 投稿募集はこちら デキる男は、決断が実にスピーディ! 他社の人材をヘッドハンディングするときも、偉いオーナーとの交渉も、かかった時間はわずか数分。「即決」もデキるオトコの条件だ!



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