ロンドン五輪が2倍楽しめるジンクス〈その2〉

女子レスリングは全階級メダル獲得

2012.07.20 FRI


ロンドンオリンピックのメイン会場となるオリンピック・スタジアム。開・閉会式のほか、陸上競技が行われる。レスリングはロンドン東部のエクセルという会場で開催。どんなドラマが見られるのだろうか 写真提供/GettyImages
「新・日本のお家芸」ともいえる競技が女子レスリングだ。なぜなら正式種目として採用された前々回のアテネ大会以降、全4階級2大会連続ですべてメダルを獲得しているからだ。つまり、

「女子レスリングは全階級でメダル」

というわけだ。過去2大会は、55kg級の吉田沙保里と63kg級の伊調馨(いちょうかおり)が金メダル、48kg級の伊調千春が銀メダル、72kg級の浜口京子が銅メダル。2大会ともまったく同じメンバーで、同じ色のメダルを収めてきた。

今大会で吉田沙保里と伊調馨が金メダルを獲得すれば、ふたりそろって日本女子選手初の五輪3連覇となる。72kg級で3大会連続出場する浜口京子は五輪後の引退を示唆する気合の入れよう。メダル獲得はもちろん、これまでの2大会より輝く色のメダルを狙う。そして、今大会は48kg級の代表が初めて変わり、小原日登美が出場する。世界選手権2連覇中の実力者だけに、先輩メダリストとともに「全階級メダル」の記録更新をするのも、ほぼ間違いないだろう。

一方、今や、すっかり女子にお株を奪われた感のある男子レスリングだが、男子にも勝利のジンクスが存在する。それは、

「男子レスリングはメダルを1つ以上獲得する!」

というもの。実は男子レスリングは、戦後、日本が五輪に復帰した52年から出場全14大会でメダルを獲っているのだ。64年の東京大会では金5個、84年には過去最多9階級でメダルを獲得。低迷期ともいえる92~00年でも、銅(92年)、銅(96年)、銀(00年)と、常にメダルを死守してきた。しかも、最近2大会は各2個と調子は上向き。連続メダルに、さらなる期待ができそうだ。日本レスリングで初めて双子での出場を果たした55kg級・進一、60kg級・健一の“湯元ツインズ”に注目したい。

メダル獲得から目が離せないレスリング競技は8 月5日から競技がスタート。女子は8月8日に48kgと 63kg、8月9日に55kgと 72kgの決勝が行われ、この2日間で女子のメダルがすべて決まる。

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