今年、初のワールドカップも開催!

白熱! 机上サッカー・フットメザ

2013.03.07 THU


手に持った“フィッシャ”をボタンに押さえつけるように当てて動かし、ボールにぶつける。コツは角度や力の入れ具合。ボールを自在に操れるようになったら代表選手になれるかも!?
2014年のワールドカップに先駆けて、今年ブラジルでサッカーに関係したとある競技の世界大会が開催されるという。それが「フットメザ」。今年の6月7日~10日、リオデジャネイロで第1回ワールドカップが開催されるのだ。

フットメザとはフットボール・ジ・メーザ(テーブル・サッカー)の略。テーブル・サッカーといっても、バーなどで見かける、ポールと一体になった選手の人形を動かして遊ぶ、あのゲームではない。いったいどんな競技なのか、フットメザ・ジャパンの田中硬一さんにきいた。

「フットメザの別名はボタン・サッカー。選手は、フィールド上に置かれた直径約4.5センチの11個のボタンです。フィッシャと呼ばれる円盤のチップを使ってボタンをはじいて、ボールにぶつけることで動かし、ゴールを目指します」(同)

相手チームの選手(ボタン)を避けつつボールを進めてゴールを目指す。タイムアップまでに決めたゴール数が多い方が勝ち、というのはもちろんサッカーと同じだ。ボタンを動かせる回数は決められていて、相手と攻守を交代しながら試合を進めていくという。しかし、百聞は一見にしかず。フットメザ・ジャパンの練習所におじゃまして体験してみた。

ボタンをボールに当てる角度でボールの進み方を変えたり、相手の出方を予想しながらボールの道筋を考えるあたりは、ビリヤードにも通じる。

「相手との駆け引きはチェスに似たところもあります。また、フィールド全体を上から俯瞰してゲームを進めるため、サッカーの選手にとっては、試合運びのイメージトレーニングにもなります」(同)

今年はじめて開催されるという、ブラジル・フットボール・ジ・メーザ連盟が主催するフットメザのワールドカップ。日本も参加を予定している。

「出場選手はまだ確定していないので、これから練習をはじめても選手になれる可能性は十分あります。また、2016年のブラジル・オリンピックでは、開催国推薦による追加競技でフットメザを加える案も出ています」(同)

6月のワールドカップはおろか、オリンピックにも出場できるかもしれない。一度やってみると、うまくボールを運びたくなって何度もチャンレンジしてしまう“クセ”になるゲーム。日本代表を目指して今からはじめてみる!?
(麻生雅人)
 

※この記事は2012年3月に取材・掲載した記事です

  • 目指すはゴール。キーパー役は長方形のブロック。上級者はボールをジャンプさせてブロックを越えてゴールすることもできるという
  • フットメザのボタン。サイズは規格があるがデザインは様々。有名サッカー選手の顔写真が入ったボタンも人気だ。写真はブラジル代表と日本代表をデザインしたボタン
  • いろいろなデザインのボタン。有名サッカー選手や地元チームのマークが人気だという。フットメザは、子供たちがビール瓶のふたや洋服のボタンを使ってはじめたおはじき遊びがルーツ。1929年にルールが定められ、1988年に公式スポーツとして認定された

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト