初の単著で明かされた、あの時の舞台裏

サッカー今野が語る代表選手ウラ話

2013.02.04 MON


『道を拓く力──自分をマネジメントするイメージとは』今野泰幸著/日本経済新聞出版社刊/定価1365円(税込み)
マンチェスター・U、インテル、シャルケ04……欧州トップリーグで活躍する選手がひしめく日本代表において、ザッケローニ監督就任以来、出場停止を除くすべての試合で先発出場を果たしDFリーダーとして君臨しているのが、国内組の今野泰幸(ガンバ大阪)である。このたび、この日本代表不動のセンターバックが初の単独著書を発表したということで、直撃インタビューを敢行した。

――新刊読みました、面白かったです。今回、本を出版しようと思ったきっかけは?
今野泰幸(以下、YK) 正直僕みたいに地味な選手のところに出版オファーを下さったこと自体が驚きで、良い記念になるかなと思って引き受けました(笑)。
――いやいや、史上最強とも称される日本代表のレギュラー選手がそんな謙遜しなくても。
ズバリ、この本の読みどころは?
YK 今はコンスタントに代表の試合に出場しているのでこうして注目を浴びていますけど、僕自身の歩みを振り返ると挫折の連続でけっして右肩上がりにここまで来たわけではありません。スタメンに抜擢された南アW杯開幕直前の故障、アテネ五輪での惨敗、3度のJ2降格……本当に数え上げればキリがないです。そうした数々の挫折を克服していく中で身に付けた考え方を読んでもらいたいですね。
――非常に聞きづらいのですが、ガンバ大阪がJ2に降格した今はまさに挫折の渦中ではないですか。
YK 僕の人生は常に試練の連続です。それを乗り越えた先に必ず成長があると確信しているので今はJ1復帰に向けて全力を尽くすだけです。
――ポジティブですね。
YK いや、ポジティブというわけでもないです。ネガティブな自分をまず受け止めて、そこから少しずつ這い上がっていくというイメージです。
――なるほど。それが本書の副題にもある「自分をマネジメントするイメージ」なのでしょうね。本書はまさに今壁にぶつかっているR25世代の読者たちにとって「道を拓く力」になりそうです。
YK そんな大げさなものでもないと思いますけど(笑)、挫折の連続から這い上がってきたサッカー人生を参考にしてもらえたらうれしいです。
――この本では代表のチームメイトのエピソードもたくさん紹介されていますね。長谷部キャプテンの1人温泉はありえないとか、吉田麻也選手に対して「ブログは面白いけど本人は全然面白くない」とか、かなりぶっちゃけていて笑わせてもらいました。
YK たぶん僕が本でそんなこと言ってたって知ったらまた何か言い返してくると思います(笑)。でも麻也より僕の方が絶対に面白いので、みんな僕のところに「集まれ~っ!!」
――そのネタ懐かしいです……(笑)。2014ブラジルW杯予選突破、期待しています。今日はありがとうございました。
YK ありがとうございました。
(R25編集部)

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