サッカー日本代表の命運を握る秘かな不安要素とは…?

W杯予選突破の鍵は凸凹グラウンド

2013.03.25 MON


※画像はイメージ tazoo / PIXTA(ピクスタ)
26日にW杯アジア最終予選・ヨルダン戦を迎えるサッカー日本代表。アウェーでの厳しい戦いが予想されるが、勝てば本選出場が決まる一戦とあって、一段と注目が高まっている。

しかし、そんな大一番を前に懸念されているのが、グラウンドの状態。会場となるキング・アブドゥラ国際競技場の芝生がデコボコだともっぱらの評判であり、これがザックJAPANの生命線である細かいパス回しに支障をきたすのではないかとささやかれている。

実はここ、2012年のロンドン五輪最終予選でU-23日本代表が戦ったグラウンドでもある。当時も劣悪なピッチ状態に手を焼き、シリアに1-2と惜敗を喫した苦い思い出がある。

プロのサッカー選手が、しかもW杯予選という大舞台で使用するグラウンドが劣悪というのはにわかに信じがたいことだが…世界中のスタジアムをまわって取材を続けるサッカーライターの杉山茂樹さんによれば、「サッカーのマイナー国では珍しくないこと」だとか。

〇サッカー大国にも芋畑級が?

さらに驚きなのは、イタリアやオランダといったサッカー大国にも、ピッチの悪いスタジアムが存在するという。

「イタリア屈指のビッグクラブ・ACミランが本拠地とするサンシーロや、オランダの名門・アヤックスのホームであるアムステルダム・アレナなどは芝の張り替えが必要なスタジアムで、替える直前期はなかなり酷い状態になってしまうんですよ」(杉山さん)

サンシーロに関しては、先月チャンピオンズリーグでACミランと戦ったバルセロナ(スペイン)のロウラ助監督が、試合後に「イモ畑みたいだ」と酷評して話題になった。さらに、サッカー発祥の地・イングランドの総本山であり、“サッカーの聖地”とも呼ばれているウェンブリー・スタジアムですら「ピッチがデコボコ」という苦情が絶えないそうだ。他のスポーツやロックコンサートなども行われており、芝生の状態が安定しないことが一因に挙げられている。

〇国内、その他スポーツでも…

こういった問題はサッカー以外のスポーツでもしばしば起こるようで、野球でもオリックスの本拠地・ほっともっとフィールドがAKB48の握手会で使用された際、多くのファンが訪れて芝生が大荒れになってしまう事件があった。またフィギュアスケートでも、2014年ソチ五輪で使用されるリンクの状態が悪いと評判で、高橋大輔選手が苦言を呈するニュースが話題になった。

もっとも、本番は結果がすべてであり、グラウンドのせいにはできないガチンコ勝負。デコボコのグラウンドでいかに戦うか。ザックJAPANの戦術に注目だ。

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