2013年シーズン開幕間近!見どころチェック

プロ野球新人王&優勝チーム予想

2013.03.26 TUE


パ・リーグの新人王候補として名前のあがったソフトバンクホークスの東浜巨(右)。秋山幸二監督(左)の期待に応えられるか 写真提供/時事通信社
WBCも終わり、プロ野球界はいよいよペナントレース開幕直前(セ・パともに3/29開幕)。そこで今季の注目ポイントをまとめてみよう。

まずは毎年話題になる新人王争いについて。注目は投打二刀流の大谷翔平(日本ハム)だが、体力的にまだ一軍即戦力とはいかない可能性が高い。では、現実的に「即戦力」として活躍しそうな選手は誰か? 野球専門誌『野球太郎』編集部の菊地高弘さんに聞いてみた。

「パ・リーグの新人王の有力候補は東浜巨(ソフトバンク)だと思います。球種が豊富な点も素晴らしいのですが、最大の長所は『ランナーをホームにかえさない投球』と『環境が変わっても、ありのままの自分を出せる』という点。実際、オープン戦でも当たり前のように自分の投球をしています。プロの環境下で実力を信じられなくなったり、力みすぎて自分を見失ったりする新人が多いなか“普通の投球”ができることは、一種の才能です」

ではセ・リーグでは?

「藤浪晋太郎(阪神)や菅野智之(巨人)が騒がれていますが、ノーラン・ライアンばりのフォームが話題のタフな右腕・小川泰弘(ヤクルト)や、好調だった大学4年の秋から上り調子のままプロ入りした155km右腕・三嶋一輝(DeNA)も十分可能性があり、予想が難しいですね」

では次に、同じ新戦力でも外国人はどうか。

「MLBのスター選手だったアンドリュー・ジョーンズ(楽天)がやはり注目です。また、現時点でチームにフィットし、気持ちを前に出すプレーで印象的なのがコンラッド(阪神)とモーガン(横浜)。外国人選手は環境に適応できるか否かも活躍のカギなので、好成績を望めるかもしれません」

心配なのはWBC組のシーズンへの影響だが…。

「実績のある選手が多いので、それほど大きな心配はないかと思います。ただ、過去2回のWBCでも、前年より調子を落とした選手が必ずいたのは確か。何名かは悪い影響が出るかもしれません。角中勝也(ロッテ)や相川亮二(ヤクルト)は、チーム内のライバルが強力なので、レギュラーの座は必ずしも安泰ではない」

では最後に最も気になる順位予想は…。

「パ・リーグの優勝候補はソフトバンク。現有戦力も充実していますし、長距離砲の柳田悠岐など開花しそうな若い選手も多い。セ・リーグはやはり巨人でしょう。ただ、それでは面白くないので、あえて広島を推したい。昨年は息切れしましたがクライマックスシリーズまであと一歩でした。WBC組の前田健太に今村猛、2年目の野村祐輔、復活しそうな永川勝浩と投手陣は悪くない。野手にもスター候補の堂林翔太がいるので期待しています」

WBCで野球の面白さを再認識した人も多いはず。今季も選手たちの熱いプレーに期待しよう!
(長谷川一秀)

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