ちょっと変わったアクティビリティ

夏に◎冷涼レジャー・ケイビング

2013.07.10 WED


岐阜にある石灰洞の地底湖の様子。水深は約8m。こうした綺麗な地底湖を一目見ようと、ツアー参加者が増えているようだ 画像提供:Ciao
海やプールに山登り、野外イベントなど、夏はアウトドアレジャーが盛んな季節ですよね。しかし、こうした定番のもの以外の、あるアウトドアレジャーが注目を集めていることを知っていますか? 

「『ケイビング』という洞窟探検レジャーの認知度がここ数年の間で一気に高まり、問い合わせが増えました。興味を持たれる方が増えてきているのを実感しています」

と、教えてくれたのは、洞窟専門のガイド団体・チャオ代表で洞窟探検家の吉田勝次さん。鍾乳洞に観光で行ったことはある人は多そうですが、ケイビングはそれとは異なるのでしょうか?

「観光地化されている鍾乳洞は、道が整理されていて、手すりがあり、照明もついていますが、ケイビングでは、そうした人工物の一切ない、自然のまま残された洞窟をガイドとともに奥まで探検するのです。例えば、真っ暗な道を自らがつけたライトを頼りにほふく前進したり、岩によじ登ったり、地底湖でボートに乗ったりと、スポーツ的な要素が強いのが最大の特徴ですね。また観光地化された洞窟に比べ、洞窟の奥まで探検するので、洞窟内にしか生息していない特殊な進化を遂げた生き物と出会えるチャンスも多いもの。洞窟内は気温が14度から16度に保たれているため、他のアウトドアレジャーと違って、夏でも涼しい環境で楽しめるという点も魅力ですね」

アウトドアスポーツの面白さと知的好奇心を刺激する面白さの両方を兼ね備えているということなんですね。この夏ケイビングに挑戦するにあたり、未経験者が知っておかなくてはいけないこととは何でしょう?

「基本的にガイドにコース案内を頼めば、初心者でも安全に楽しめるのがケイビングの魅力です。現場ではガイドの指示に従って行動すれば、特に知識がなくとも問題はありません。一方、一般の人たちだけで洞窟に入るのは事故の原因になりますから、ガイド団体に申し込みをするようにしましょう。仲間と一緒に携帯の電波も届かない外界とは完全に隔絶された空間である洞窟に足を踏み入れ協力して進むことで、ドキドキわくわくの非日常が味わえ、絆も一段と深まると思いますよ」

海や山などの定番スポットにマンネリを感じている人、暑さがネックになって、夏のレジャーを楽しめないという人は、ケイビングにトライしてみてはいかがでしょうか?

(冨手公嘉/verb)

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