都会の公園で出会いが生まれる?

アーバンピクニックに流行の兆し

2013.08.28 WED


「公園などの公共スペースをもっと気軽に使うスタイルが定着すればいい」と話す岩崎さん。東京キャンプ主催のイベントは、都内の様々な場所で開催されている 画像提供:東京キャンプ
8月も残りわずか。日中の暑さはまだまだ厳しいもののこれからやってくるのは行楽の秋! 秋の行楽といえば、真っ先にピクニックが思い浮かびますよね。ところで、近ごろ「アーバンピクニック」というアウトドアアクティビティが注目されて来ているのをご存じでしょうか?

アーバンピクニックとはその名の通り、“都会”の公園や河原、屋上緑化されたビルの公共スペースを使ってピクニックを楽しむ外遊びのこと。最近では東京を中心に、アーバンピクニックをテーマにしたイベントや有志のサークルが増えており、持ち寄った料理やピクニック道具のこだわり具合をジャッジするピクニックコンテストも開かれているのだとか。

そこで、ピクニックプランナーの岩崎雅美さんに詳しい話を伺いました。

「アーバンピクニックのポイントは、都会の生活のなかに、自然と触れ合う時間を気軽に取り入れることです。都会には緑豊かな公共スペースが意外と多いんです。休日や平日の仕事終わりなどのちょっとした時間を利用して、自転車や徒歩などで行ける範囲内でピクニックを楽しむという感覚ですね。遊び方も『屋外にリビングを作る』というイメージで、自宅で使っている食器やカトラリーを持ち出したり、ビニール製のレジャーシートの上に好きな柄の布ラグを敷いたりして、思い思いの空間を作ってみることをオススメしています。これからの季節はお気に入りの本を持ち寄る読書ピクニックを開いてみても楽しそうですね」(岩崎さん)

従来のピクニックよりも日常生活に密接した遊びなんですね。

「都会とはいえ自然が感じられる場所にいると、初対面の人でも堅苦しくないコミュニケーションをとることができます。アーバンピクニックが人と人をつなぐ機会にもなっているんです」と話す岩崎さん。

実際、岩崎さんが代表を務める「東京キャンプ」では、参加者が料理や飲み物を持ち寄る「ポットラックスタイル」でのオープンなピクニックイベントを定期的に開催しており、アウトドア好きな様々な業種の人の交流の場にもなっているのだとか。新しい出会いの場として、これからはアーバンピクニックに注目してみるのもアリかもしれませんね。
(成田敏史/verb)

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