欧米の釣り人口の半分はコレ!

ハイテク満載のカープフィッシング

2013.09.17 TUE


多摩川で釣れたメートル級の大鯉。こんなのが近所の川が釣れるかも? 写真提供/つり人社
子どもから大人まで人気の釣りといえばブラックバス。ここ最近欧米では大人気の“釣り”があると言います。それは「カープフィッシング」。それはいったいどんな釣りなのか『月刊つり人』編集長の山根和明さんにうかがいました。

「文字通り“鯉(コイ)釣り”のことですね。いま欧米では大ブームで、釣り人口の半分はカープフィッシングじゃないかというほどの盛況ぶりです。事実、専門の見本市やヨーロッパを中心に30カ国以上が参加する世界選手権が開催されるほど巨大市場になっているんです」

しかし鯉といえば、日本なら特に珍しくもない魚。欧米でブームになっているのはなぜ?

「確かに、欧米でもどこにでもいる魚です。しかし、時に1メートルを超す大鯉が釣れるなど『大物狙い』を気軽に楽しめるところが魅力なんです。もちろん、ただ針の先にエサをつけただけの仕掛けでは、大物は釣れません。カープフィッシングでは、針の近くにボイリーという弾丸のような丸いエサをぶらさげることで、大物を釣り上げられるようになったんです」

なるほど、大物を釣れる手法が確立したからこそ、大ブームになったわけですね。

「さらに装備の豊富さも人気の秘密です。釣りじたい1万円もあれば始められますが、欧米市場ではギアやグッズがとても充実しているのも特徴です。獲物は鯉ですが、完全にハンティングのノリ。釣り竿は艶消しで猟銃のような質感ですし、ウエアは迷彩柄。獲物を大事に扱うので、地べたに置いて鯉がヤケドしないよう、専用のマットまで売られているほどです」

相手は鯉なのに迷彩服! なんだかサバゲーにも通じますね。

「魚群探知機はもちろんのこと、釣り竿をセットするロッドポッドや、引きがあった時に警告音で知らせてくれるバイトアラームなどハイテクギアが満載なのもそそられるポイントでしょう。また、エサのボイリーひとつとっても複数種あり、自作する人もいます。撒き餌の方法もパチンコで打ち込んだり、スローイングスティックで投げたり、ラジコンの船で撒いたりと様々。とにかく奥が深いんです」

こだわり始めると深みにはまりそうなカープフィッシング。決して難しい釣りではないし、東京なら多摩川や江戸川でもメートル級が釣れるそうですから、まずは軽い気持ちでチャンレジしてみるのもありかも?
(熊山 准)

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