採点基準は「移動」「アクティビティ」「演出」

「エクストリーム出社」が胸熱!

2013.10.03 THU


写真上は、鎌倉の由比ケ浜海岸で海水浴を満喫してから出社。下は、芝公園で東京タワーを眺めながらピクニック。スーツ姿でサンドイッチ作りを楽しんだ。いずれも、早朝ならではの醍醐味が味わえる。 画像提供/日本エクストリーム出社協会
早朝から、観光、登山、海水浴などをこなしたのちに出社。今話題の「エクストリーム出社」だ。提唱したのは天谷窓大さん(29歳)。きっかけは? 疲れて仕事にならないのでは?これらの疑問をぶつけるために、そして彼らの活動に敬意を表して、朝8時からという「エクストリーム取材」をキメた。若干、眠そうな天谷さんが語る。

「以前勤めていた会社に行きたくないがために、逆方向の電車に乗ってどこまで行けるかという“チキンレース”をやっていたんです。そんな話を友人としていた時、いっそスポーツにすれば前向きに楽しめるんじゃないかと思いつきまして」

二人はすぐに日本エクストリーム出社協会を立ち上げ、自分たちで実践した「エクストリーム出社」の様子をTwitter上にアップするとともに、広く参加を呼びかけた。

採点基準は『移動』『アクティビティ』『演出』。出社時に平時の服装であればOK。前泊も自由だが定刻出社できないと失格となる。

「同じ早朝という意味では朝活も盛り上がっていますが、あれはどうしても仕事モードになりがちですよね。我々の場合は、会社のことはいったん忘れて、出社前の時間をとことん楽しもうというのがコンセプトです」

9月上旬には、協会主催で「全国一斉エクストリーム出社大会」が行われ、全国から計53のエントリーがあった。最優秀賞に選ばれたのは、原田昭洋さん(42歳)。

「熊本県美里町に3333段という日本一長い石段があるんですが、これを上り下りしたのち、自転車で30km離れた会社に出社しました。仕事ですか? 気力でこなしましたよ(笑)」

天谷さんは、「疲れはあるものの、出社後すぐにトップギアで働けるという利点もありますよ」と言い残し、颯爽と出社して行った。

アクティブに動くにはいい季節だ。芸術や食欲と並んで「エクストリーム出社」も秋の風物詩に加えたい。
(石原たきび)


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