「大リーグボール1号」に「ツインシュート」etc.

実現したスポーツマンガの必殺技集

2013.10.17 THU


キン肉マンが数々の超人を撃破してきたキン肉バスター。現在は、プロレスリング・ノアのモハメド ヨネ選手が使う必殺技だ (c)プロレスリング・ノア
スポーツマンガの名シーンを思い起こすとき、特に印象深いのはキャラクターたちが繰り出す必殺技だ。人間離れした技の数々だが、選手たちの懸命なプレーの結果、現実の試合で再現されることがある。

例えば、最近では2013夏の甲子園、前橋育英×横浜の一戦だ。高橋光成投手(前橋育英)の変化球がすっぽ抜け、川田晃司選手(横浜)の頭上を超えると、構えているバットにまさかの直撃。ボールはフェアゾーンに転がり、キャッチャーゴロになった。これぞ、元祖スポ根マンガ『巨人の星』の星飛雄馬が編み出した必殺投球「大リーグボール1号」だ!

サッカーでは、2011年の天皇杯準決勝で横浜F・マリノスの中澤佑二選手と大黒将志選手が、1つのボールを同時にシュート! 1点差を追いかける後半ロスタイムで、見事同点ゴールを奪った。『キャプテン翼』の読者を驚かせた立花兄弟の「ツインシュート」を、Jリーガーが再現した記念すべき一戦だ。

ちなみに、立花兄弟の必殺技といえば、他に「スカイラブハリケーン(一人が地面に仰向けになり、上に乗ったもう一人を蹴り上げ高くジャンプさせる技)」も有名だが、本来は反則。他の選手の体を使って高く飛ぶ行為は、非紳士的行為としてイエローカードの対象になる可能性もある。

格闘マンガからは、80年代の男子を虜にした『キン肉マン』の「キン肉バスター」。何人かのプロレスラーが再現したが、なかでもモハメド ヨネ選手のキン肉バスターは、原作者のゆでたまご先生も公認だとか。ヨネ選手のスペシャルホールドとして、現在もリングで炸裂している。

プロ野球の日本シリーズをはじめ、スポーツのビッグイベントが目白押しの季節。一流選手たちのプレーから、マンガのような美技を探してみるのも面白い。
(小越建典/アバンギャルド)


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