事実は“マンガ”より奇なり!?

スポーツの激アツ試合展開5選

2014.02.26 WED


3月5日からはサッカー女子の「アルガルヴェカップ」が、9日からは大相撲春場所が、21日からは選抜高校野球大会がスタートする。いずれも熱戦に期待!
「筋書きのないドラマ」という言葉が生まれるほどに、予想をはるかに超える展開が起こりうるのが、スポーツの試合。なかでも、衝撃的な試合5つをご紹介しよう。

●12のギネス記録を生んだ3日に及ぶ死闘!
まずは2010年、テニスのウインブルドン男子シングルス1回戦での出来事。ニコラ・マウー対ジョン・アイズナーの試合は、2日連続で日没のため中断になり決着がつかず、3日目に突入。最後はアイズナーが第5セットを70-68で取って勝利を収めたが、試合時間はなんと11時間5分! ゲーム数は183、1試合あたりのサービスエースがアイズナーによる112本など、この試合だけで12のギネス世界記録が生まれた歴史的マッチになった。

●コールド負けの窮地から10点差逆転!
2011年秋、高校野球東北地区大会でもドラマチックな一戦が誕生した。能代商(秋田)と古川学園(宮城)のベスト8を決める試合において、能代商が7回表終了時で0-10とリード。古川学園は7回裏の攻撃で4点を入れないと、ルールによりコールド負けが決定するという窮地。しかしそこから古川学園の猛追が始まり、7回裏に5点を獲得、9回裏にはさらに5点を獲得して同点に追いつく。そして延長11回、ついにサヨナラ勝ちを果たした。「野球は9回まで分からない」という古川学園キャプテンの信念が貫かれた試合になった。

●3分に1点ペース!? まさかのサッカー
続いてはサッカー。2001年、「2002 FIFAワールドカップ・オセアニア予選」のオーストラリア代表とアメリカ領サモア代表の試合が行われ、オーストラリア代表がなんと、31-0で勝利。これは国際試合における最大得点差の世界記録で、オーストラリア代表のアーチー・トンプソンは13得点を挙げ、1試合における個人の最多得点記録を更新した。この結果、予選の形式についての議論が生まれ、「2006 FIFAワールドカップ・オセアニア予選」からは予備予選が導入されることになった。

●試合開始4秒の“瞬殺”劇
総合格闘技からも、劇的な試合をピックアップ。2006年、総合格闘技「HERO’S」の舞台において、山本“KID”徳郁と宮田和幸の試合が行われた。1Rの開始直後、KIDは瞬時に助走をつけてジャンプし、宮田のあごに左ひざが見事クリーンヒット。倒れた宮田に間髪入れずにパンチを叩き付けるKIDを見て、レフェリーはすかさず試合をストップした。試合タイムは4秒。格闘家がしばしば目標として掲げる“瞬殺”を鮮やかに体現した、貴重なマッチだ。

●35秒で13点! 神業の連続スリーポイント
最後はNBAから、2004年のサンアントニオ・スパーズ対ヒューストン・ロケッツ戦。76-68とスパーズのリードで迎えた試合終了間近。誰しも勝敗は見えたと思っていたなか、意地を見せたのがロケッツのトレイシー・マグレディ。残り時間35秒から4連続で3ポイントシュートを決めるなど13得点を挙げ、80-81でロケッツを大逆転勝利に導いた。当時リーグ屈指のディフェンダーであったブルース・ボウエンの執拗なマークをかわしながらの連続得点はもはや神業の域であり、この試合、そしてマグレディは、NBA史の伝説として語り継がれることになった。

何が起こるか分からないのがスポーツの魅力。劇的な展開の試合はまだまだあるが、次は、試合会場やテレビ中継でドラマが起こる瞬間をリアルタイムで体験し、“歴史の証人”になってみたいものだ。
(伊藤 裕/GRINGO&Co.)

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