日本のトップクラス、世界のトップクラスは?

W杯戦士の年収ランキング

2014.06.11 WED


収入ランキング1位に輝いたクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)のW杯最高位は2006年ドイツ大会の4位。念願の初優勝なるか
サッカー界の超一流選手が集うワールドカップ(W杯)。もちろん選手たちの収入も超破格だ。この5月、アメリカ経済誌『フォーブス』が2012-2013シーズンのサッカー選手の収入ランキングを発表。それを今大会に登録されたメンバーに限定し、ベスト10を並べると以下の通りになる。ちなみに金額はクラブから受け取る年俸に広告収入を足したものである。

1位 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表) 約74億2000万円
2位 リオネル・メッシ(アルゼンチン代表) 約66億1000万円
3位 ネイマール(ブラジル代表) 約28億5000万円
4位 ウェイン・ルーニー(イングランド代表) 約22億4000万円
5位 セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン代表) 約21億4000万円
5位 ヤヤ・トゥーレ(コートジボワール代表) 約21億4000万円
7位 フェルナンド・トーレス(スペイン代表) 約20億3000万円
8位 ロビン・ファン・ペルシー(オランダ代表) 約19億3000万円
9位 フランク・リベリー(フランス代表) 約18億3000万円
10位 スティーヴン・ジェラード(イングランド代表) 約17億3000万円

やはり、人気、実力ともにトップのクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシ強し。圧倒的なワンツーフィニッシュである。そして、これらの選手たちはFWもしくは攻撃的なMFで、多くの収入を手にしているのはオフェンス陣であることがわかる。それだけ「ゴール」という結果を残せる選手が重宝されるということだろう。今大会でも記憶だけでなく、記録に残る活躍が期待される。

残念なことに日本人選手の名前は10位以内になかったが、はたして日本代表選手はどれほどの収入を得ているのか(※各紙報道より。2013-2014シーズン)。

1位 香川真司
約8億4000万円。世界のスポーツ界で最も大きな資産価値を持つマンチェスター・ユナイテッドに所属。ドイツ・ドルトムントから移籍した際、年俸は倍以上となり、さらに広告収入も上昇。日本で最も稼ぐサッカー選手となった。

2位 本田圭佑
約7億7000万円。今年1月に世界屈指のビッグクラブであるイタリア・ACミランに移籍。年俸は倍増することに。さらに広告収入も大きく、香川に肉迫。

3位 長友佑都
約5億2000万円。本田同様、イタリアの富豪クラブであるインテル・ミラノに在籍。2000万円超だったJリーグ在籍時から大幅にアップした。広告収入に加え、著書の売り上げも大きいと言われている。

3位 長谷部誠
約5億2000万円。ビッグクラブに所属しているわけではないが、活躍が認められ、高収入を得ている。そして、著書『心を整える』が売上100万部を超えるベストセラーに。ただ、印税はすべて全額、東日本大震災の被災地に寄付した。

5位 吉田麻也
約3億9000万円。イングランドプレミアリーグ・サウサンプトン所属。プレミアリーグは総収入3860億円で、現在、世界で最も潤っているリーグといわれることも高給のゆえんか。

さて、お金に関してもう一つ気になるのが、W杯に出場すると儲かるのか? という点。まずW杯出場国には国際サッカー連盟(FIFA)から経費として1億5000万円支払われ、出場料として約8億円が支給される。つまり、参加するだけで各国のサッカー協会には最低でも9億5000万円の収入が保証されているのだ。

さらにグループステージを突破した国には約9億円、ベスト8で約14億円、ベスト4で約20億円、3位で約22億円、準優勝には約25億円、優勝国には約35億円の報酬が約束されている。W杯で勝つのはもちろん名誉なことだが、金銭面でも世界最高水準のリターンを手にできるのである。

だが、選手の勝利ボーナスに関しては各国で設定が異なる。日本代表は前回大会よりも増額されることが決定。昨年から日本サッカー協会と日本プロサッカー選手会とが何度も協議を重ねた結果、勝利給は200万円から300万円に、優勝ボーナスは5000万円から6000万円にアップすることとなった。2勝1分で決勝トーナメントに出場した場合、300万円+300万円+50万円(引き分け)+600万円(ベスト16ボーナス)=1250万円が全選手に支給されることとなる。ただし、日当は1万円と少なめ。キャンプから大会期間中まで2カ月近く拘束されてもせいぜい50万円程度。ふつうの会社員ならともかく、一流のアスリートへの「手当」としては意外にも格安だ。

では他の国はどうか?

最も高額の優勝ボーナスを設定しているのはスペインといわれている。優勝した場合、スペインサッカー協会は約1億円を選手とスタッフ全員に支払う契約を結んでいる。この他、イングランドは約6000万円、ブラジルとフランスは約4600万円、ドイツは約4200万円とのこと。つまり優勝ボーナスの金額だけを見れば、日本は意外にも世界トップクラス。お金だけでのためにプレーするわけではないだろうが、モチベーションの一因になっているのかもしれない。その活躍が期待される。

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