精神面・肉体面ともに外国人力士に負けている?

日本人横綱「10年出ない」6割悲観

2015.06.28 SUN

世論調査


スポーツであると同時に神事でもある「相撲」。日本人横綱の誕生が期待されるが、いつの日になるのやら… 写真提供:KUCO / PIXTA(ピクスタ)
十数年ぶりの盛り上がり…といっても過言ではない大相撲。照ノ富士が新大関に昇進し、力を付け始めた逸ノ城にも注目が集まる。しかし、寂しいことに日本人横綱が消えて久しい。2003年の1月場所で貴乃花が引退して以来、12年。日本人力士(大関・栃東)が最後に優勝したのも2006年。外国人力士の活躍が嫌なわけではないけれど、日本人力士にも頑張ってほしいところ。そこで、20~30代の男性200人に「日本人横綱」誕生への期待を尋ねてみた(調査協力:アイ・リサーチ)。

〈今後10年内に、日本人横綱は登場すると思う?〉
・「登場しないと思う」 57.0%
・「登場すると思う」 43.0%

残念ながら「登場しないと思う」が多数派に。「今後10年内」と幅を持たせてもなおこの結果。現在の日本人力士への厳しい評価がうかがえる。

では、なぜ日本人横綱は誕生しないのか? その理由についても聞いてみた。

〈日本人横綱が誕生していない理由は何だと思う?〉
・「外国人力士よりハングリー精神が足りない」 42.0%
・「外国人力士に身体能力が劣っている」 58.0%

「身体能力の差」を理由とする意見が多数派となったものの、「精神面」を挙げる人も少なくない。それぞれの意見を紹介しよう。

■「外国人力士よりハングリー精神が足りない」派の意見
「外国人は命をかけて日本に来ている」(33歳)
「(日本人力士は)のし上がってやろうという野心が足りない」(32歳)
「体格で日本人とモンゴル人で差があるとは思えないので、内面の問題」(32歳)
「悔しさが足りないというか、負けても仕方がない、怪我をしているからというのが伝わってくる」(29歳)
「やはり高校生から祖国を離れ相撲留学をしてジャパニーズドリームを掴もうとしている外国人力士と日本人力士では明らかに前者が強くなるのが明白だと感じているので」(29歳)

遥か異国の地から夢を抱いて渡日する外国人力士。背水の陣で臨む彼らに比べると、日本人力士の心構えは甘い、という意見が多い。

■「外国人力士に身体能力が劣っている」派の意見
「体の作りが根本的に違う」(34歳)
「日本では運動神経がよい人は他のスポーツをするから」(38歳)
「時代が変わり、時代がデジタル化したことにより、 人間の体力が低下しているのだと思います」(27歳)
「外国人と日本人では身体能力がちがう。 柔道と似たような状況だと思う」(26歳)
「昔より体育の授業での能力が落ちていると聞いたことがあるため」(28歳)
「古代のような技術が廃れてきており、筋力がものをいう相撲になってしまってきているから」(39歳)

「日本人の方が体格が劣っている」という意見のほか、「優れた運動神経を持つ日本人が相撲をしていない」という意見も目立つ。確かに、スポーツの選択肢が昔より広がっている今、わざわざ相撲を選ぶ若い人が減っているのは確かだろう。

外国人力士の活躍とともに盛り上がる大相撲。日本の「国技」ともいわれるだけに、日本人力士の奮起に期待したいものだが…。
(がじゃまる君)

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