スペインの競技人口はテニスの3倍!

3次元スポーツ「パデル」って何?

2015.06.29 MON


ポイントの数え方はテニスと同じ。打ち合う距離が短いため、初心者同士でもゲームが成立しやすく、知らず知らずのうちにハマってしまうんだとか
今から40年前にスペインで生まれた新スポーツ“パデル”をご存知だろうか? テニスとスカッシュを合わせたようなこのラケット競技は、2013年に日本に上陸し、徐々に認知度を上げている。実はこのパデル、スポーツから遠ざかっていた大人にこそ、オススメの競技なんだとか。一体どうして?

「テニスよりも簡単で、初心者でもぐんぐん上達できるスポーツなんです」

と語るのは、日本パデル協会の高木寛希氏。初心者でも始めやすい秘密はラケットにあるという。

「テニスと違って、パデルのラケットにはガットがなく、板状になっています。ラケットのどこに当たっても大体打ち返せる構造になっているため、初心者でもラリーが続きやすいんです。打ち合う楽しさをすぐに体感できると思いますよ」

コートのサイズも20×10mと小さめなので、「しばらく走ってないし…」と、体力に不安を感じる大人でも安心!

さらに、単純なラリーだけでは終わらないのもパデルの魅力。コートの周りをぐるっと囲んだ壁にボールを当てるのもプレイ法のひとつで、プレイヤーは壁に跳ね返って飛んでくるボールにも対応しなければならない。

「前後左右、さらには上からと、縦横無尽にボールが飛んでくるため、『3次元のスポーツ』ともいわれています。角度を計算する必要があるため、最初は難しいと思いますが、壁を使ってプレイできるようになれば、パデルの面白さがより実感できるはずです」

練習日数にもよるが、3カ月もすれば壁を使ったプレイが可能になるという。

ちなみに、発祥地スペインでは、現在テニスの競技人口が100万人なのに対し、パデルはその3倍の300万人に達したとか。それに比べて日本ではまだまだ競技人口が少ない。ということは、もしかしたらこの道のトップに立つのも夢じゃない!?

「日本でも今よりもっとコートや競技人口が増えれば、パデルの日本代表選手が生まれる可能性は十分にあります。2年に1度、パデルのワールドカップがあるので、目指すならそこではないでしょうか」

新たな才能が花開いちゃうかも! …なんて夢を持つのもいいけど、何事もまずはやってみないと。パデルのコートは埼玉と大阪にあるとのことなので、興味がある人は体験してみては?
(中村未来/清談社)

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