新型公園「こどもの森」とは?

「自然×冒険×交流」がコンセプト!

2015.07.23 THU


「自然×冒険×交流」がコンセプトの新型公園「こどもの森」 写真撮影/SPOT「スポっと」
これまでの公園とは一線を画す公園が登場しました。2015年4月、東京都練馬区に「練馬区立こどもの森」がオープン。あのキッザニア東京を手がけたUDS株式会社を始めとした共同事業体「PLAY TANK」が、平成27年度の運営を受託しています。ここは、森や畑や果樹園まである自然環境の中で、子ども達が冒険的に遊べる新しいタイプの公園でとして注目を浴びており、来場者が1,000人を超えた日も。今回は、この話題の公園にお邪魔しました。

通常公園と言えば、ブランコやすべり台などの遊具がある公園をイメージするでしょう。しかしこどもの森は、そんな一般的な公園とは違います。園内には、既存の定番遊具がほとんど見られず、芽吹き始めたキウイ棚、虫が集まる草花、大きな土山、そして木の枝には手作りのロープブランコが揺れています。そこで遊ぶこども達は、裸足で泥んこになっていたり、木材を使って秘密基地をつくっていたり、小さな虫を捕まえて大喜びしていたり。ワクワクする冒険的な遊びが繰り広げられています。

こどもの森が通常の公園と違うもう一つの特長は、プレーリーダーが常駐していること。プレーリーダーの仕事は、子どもたちの"遊び心=冒険心"を刺戟することです。例えば、通常の公園では禁止されている木登りや穴掘りができたり工具が使えたりと、こどもの森の遊び自由度が高いのは、プレーリーダーが遊び道具類や場の安全管理をしているから。「僕らは、子どもに遊びの指導はしませんが、子どもたちの"やりたい!“が溢れ出すように、アイデアや新しい発想が膨らむように、時には、一緒に泥んこになって遊ぶこともあります。」と話してくれたのは、子どもたちから「やーさん!」と呼ばれている若いプレーリーダー。困ったことがあったらいつでも相談できる頼もしい存在です。

もともと緑地や畑や果樹園だった土地を利用しているため、園内に、子どもたちが野菜づくりをできる「こども農園」があることも、こどもの森の魅力です。今育てているのは、春菊、二十日大根、きゅうり、トマト、ナスなど。小学校高学年の選ばれし農園マスターたちを中心に、子どもたちが土を耕し、種を蒔き、草をとり、支柱をたてて、端正込めて野菜の世話をしています。先日は、自然素材から手作りする農薬をみんなで作って、霧吹きでシュッシュ!と、増える虫たちと戦いました。「こども農園」の体験イベントの日程は、WEBでお知らせしますので、興味のある方はぜひご参加ください。

子どもは、未来の街を、地球を、守りつくっていく人たちです。「子どもたちが練馬の自然の中で思い切り遊んだ体験が"原風景”となり、みどりの大切さを知ることで、みどりの保全を考えるような大人になってほしい」こんな願いが込められてオープンしたこどもの森。だから、この公園の主役は子どもです。子どもたちの遊びエネルギーが満足するまで、思いきり冒険できる公園になることを目指して、プレーリーダー、遊びに来ている保護者の方々、地域住民の方々、練馬区が、思いを一つに、子どもたちが遊ぶ!ことを温かい眼差しで見守っている。こどもの森の新しさは、公立の公園から、こうした新しいカタチの地域コミュニティづくりに挑戦していること、新しい街づくりのカタチを実現しようとしていることだと思います。汚れてもいい洋服と着替えを持って!こどもの森に、一度足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?

文:スポーツ施設・スポーツ教室/イベント情報サイトSPOT「スポっと」

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