国内にいながら海外旅行の雰囲気を味わえる!

日本に実在!世界の名所モドキ5選

2015.08.10 MON


白神山地の一部にある大迫力の「日本キャニオン」(青森県)。グランドキャニオンを訪れたかのような気分になれるスポットだ
今年もやってきた夏の休暇シーズン。さすがにこれから海外旅行は難しいかも…とあきらめている人もいるかもしれない。そこでオススメしたいのが、世界の有名観光地によく似た国内のスポット。たとえば、「日本のマチュピチュ」こと竹田城(兵庫県)などはよく知られるようになったが、日本各地に目を凝らすと、他にもそうしたスポットが多数あるようなのだ。

そこで、国内外の観光事情に詳しいジャパンガイド株式会社のステファン・シャウエッカーさんに、世界の観光名所を訪れたような気分になれるイチ押しのスポットを紹介してもらった。

1)「グランドキャニオン」モドキ
→日本キャニオン(青森県)
「アメリカが誇る世界一有名な峡谷『グランドキャニオン』にちなんで命名されたという景勝地。グランドキャニオンが赤茶色であるのに対し日本キャニオンは白い岩肌と、若干見た目の違いはあるものの、ゴツゴツとした岩が織りなすダイナミックな自然美は本場と同様圧巻です!」(ステファンさん、以下同)

2)「ナイアガラの滝」モドキ
→吹割の滝(群馬県)
「岩盤を浸食してできた高さ7m、幅30mにわたる割れ目に落下する珍しい形状の滝です。小規模ではありますが、ゴウゴウと激しい音を立てて落下する様子は、北アメリカにあるナイアガラの滝のよう。眺めていると割れ目に吸い込まれていきそうな不思議な感覚を味わえます」

3)「ヒエラポリス・パムッカレ」モドキ
→百枚皿(山口県)
「地下100mに位置する日本有数の巨大鍾乳洞・秋芳洞(あきよしどう)の内部にあるのが、『百枚皿』とよばれるリムストーン。リムストーンとは、地下水がたまった部分に石灰分が積もってできたもの。じつは、国内外問わずいろいろな場所にあるのですが、なかでも百枚皿は世界遺産に登録されているトルコの『ヒエラポリス・パムッカレ』のリムストーンにそっくり! 段々畑のような整った造形美に感動します」

4)「水の都・ベニス」モドキ
→新湊内川(富山県)
「富山県屈指の河川である内川を中心とした新湊エリアは、水辺の街として知られるベニスに雰囲気がとてもよく似ています。かつて運河として人々の生活に根差していた河川には漁船が停泊し、両岸には蔵や住宅が立ち並び、古き良き時代の面影を残しています。観光船に乗って風光明媚な水辺の風景を堪能するのもおすすめです」

5)「ポン・デュ・ガール」モドキ
→南禅寺水路閣(京都)
「明治時代、琵琶湖から京都市内に水路を引く、疏水(そすい)事業が行われました。その一環で造られたのが南禅寺の境内にある全長約93mの水路橋。花崗岩とレンガで作られた風格あるアーチ型の橋は、フランスにある世界遺産の水道橋『ポン・デュ・ガール』のよう。人間の英知によって作り上げられた構造の素晴らしさに胸がアツくなると思います」

どれも海外の観光名所に引けを取らないものばかり。夏休みのおでかけ先を悩んでいる人は、これらのスポットをぜひご検討あれ。
(末吉陽子/やじろべえ)

  • 滝つぼに水が落下する様子を間近で見ることができる「吹割の滝」(群馬県)
  • 波紋のように広がる段々が印象的な「百枚皿」(山口県)
  • 緩やかに流れる河川と風情ある建物が穏やかな気持ちにしてくれる「新湊内川」(富山県)
  • 均等に続くアーチが美しい「南禅寺水路閣」(京都)

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