ジョギング、ヨガ、ダンスがおすすめ

運動?安静?風邪の「ネックルール」

2015.11.14 SAT


風邪のひき始めにスポーツが効く!? 効果的な運動と絶対NGな運動 写真撮影/SPOT「スポっと」
風邪をひいた時の最善策として一般的に知られている方法といえば「安静」。もちろん間違いありませんが、くしゃみや鼻水などの風邪の引き始めの症状にはまた違った対策があるんです。実は風邪の引き始め時期には、運動をするのが回復への近道。その風邪、ベッドでおとなしくしているよりも早く治すことができるかもしれません。

運動が風邪の引きはじめに効果が高い理由は、運動によって代謝が高まることにあります。適度に体を動かすことで体温が上昇。大量に汗を流すことで、体から老廃物が排斥され、風邪の症状を改善してくれます。

ただ、運動による効果が期待できるのは鼻水、鼻づまり、くしゃみ、のどの痛みなどの首から上にでる風邪の初期症状のみ。これらの症状には、運動で汗をかくことが推奨されており、これを「ネックルール」と呼びます。平熱より1℃以上高い熱、吐き気、腹痛などの症状が伴う場合には運動は禁物。水分を取り、温かくして、十分に睡眠をとりましょう。

では、どんな運動ならば効果が期待できるのでしょうか。体温を上昇する効果のある有酸素運動は風邪の引きはじめに効果大。中でもジョギングやウォーキングは鼻から肺までの気管を広げることにも役立ち、呼吸も楽になります。屋外で行う場合は喉の乾燥に注意が必要。マスクを着用して、直接外気を吸わないようにしましょう。

風邪の時には、コンチゾールというストレスホルモンが常に分泌されています。ヨガの呼吸法がコンチゾールの分泌を抑えて、ストレスを解消。免疫力を高めてくれるので、ヨガは風邪の時に行う運動としてオススメです。優しく体を伸ばしていくので、風邪からくる節々の痛みを和らげることもできます。

ダンスにもコンチゾールの分泌を抑える効果があります。音楽を聴きながら体を動かすことで、全身がリラックス。ストレスが軽減し、免疫力がアップします。

漫然と体を動かしているだけでは逆に症状を悪化させてしまう恐れがあります。風邪の時に絶対にしてはいけない運動もあるんです。

重量のあるものを持ち上げたり、筋肉を緊張させる筋力トレーニングは風邪の時には不向き。体を疲れさせることで免疫力も低下するので、避けた方がいいです。

大人数でプレーするチームスポーツも風邪の時にはNG。全体のペースで動かなければならないため、待ち時間で体を冷やしてしまったり、無理を押して動いてしまう危険性もはらんでいます。他人とのコンタクトも多くなり、自分にとっても相手にとってもいいことがありません。

たしかにジョギングやウォーキングは風邪に効く運動ですが、長時間となると逆効果。体力を消耗するので、免疫力を低下させてしまいます。風邪の時は軽い運動が効果的。運動をした後には、すぐ汗を流すことも忘れないようにしましょう。

文:スポーツ施設・スポーツ教室/イベント情報サイトSPOT「スポっと」

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト