日本W杯で輝く!ラグビー界期待のホープ7人

四年後の星・ポスト「五郎丸」は!?

2015.11.25 WED


ラグビーの最盛期、熱い冬が今年も始まる 写真提供:MakiEni / PIXTA(ピクスタ)
1万6000円のディナーショーが即完売。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でも特集が組まれるなど、ワールドカップでの活躍で一躍、時の人になったラグビー日本代表・五郎丸 歩選手。

無名の選手が一夜にして人気者になったように思う人もいるかもしれない。だが、ラグビー界ではワールドカップで活躍する以前から、いわずと知れた有名人だった。彼のように、一般な認知度は低くとも、今から押さえておくと4年後の日本開催のワールドカップで活躍した時に自慢ができる「ポスト・五郎丸」ともいえるホープはまだまだたくさんいるはずだ。

そこで、ラグビー専門誌『ラグビーマガジン』編集長・田村一博さんに、今こそ押さえておきたいラグビー界若手ホープを7人挙げてもらった。


◎福岡堅樹(ふくおか・けんき/筑波大)
◎藤田慶和(ふじた・よしかず/早大)

「まずは今回の代表選手の中から、期待の若手を挙げたいと思います。ワールドカップメンバーだったとはいえ、ある意味『脇役』で終わってしまったのがこの大学生コンビ。でも、2019年のワールドカップでは、チームの中心にならなきゃいけない存在です」(田村さん、以下同)

ポジションはともに得点力が求められるウイング。「スピードの福岡」「ステップワークの藤田」と持ち味が違うのも特徴だという。

「ただ足が速いだけではトライできないのがラグビー。その中で、彼らの得点感覚は魅力的です。彼らと、同世代の松島幸太朗(サントリー)を加えた3人がいれば、バックス陣はこれから先も十分に世界と伍していけるはずです」


◎山沢拓也(やまさわ・たくや/筑波大)

「あのエディ・ジョーンズ元(日本)代表監督が日本を去る前に、『2019年の中心選手のひとり』と名指したのが山沢です」

ポジションは司令塔といわれるスタンドオフ。このポジションは「キックでゲームをコントロールする」タイプと「自分自身でボールを運べる」タイプに分けられるが、山沢は後者タイプだという。

「とにかく判断力に優れています。年代別の代表にずっと選ばれてきた才能あふれる選手なんですが、ここ最近はケガ続き。少し不運な一面もある選手です。そんな苦境に立たされる姿も、人によっては惹かれるかもしれないですね」


◎後藤輝也(ごとう・てるや/NEC)

「先日開幕したラグビートップリーグ。その中で、若手期待のホープとして名前が挙げたいのが、“とにかく速くて強い”後藤です」

後藤選手といえば、「7人制ラグビー(セブンズ)」でリオ五輪の出場権を獲得したアジア予選でも中心選手として活躍した。

「15人制との兼ね合いもあるため、リオ五輪に出場するかどうかはまだわからないのですが、出るとなればアジア予選同様、ジャパンの中心として活躍してくれるはずです」


◎松井千士(まつい・ちひと/同志社大)

「セブンズでもうひとり挙げるならば『スピードスター』の異名を持つ松井ですね。女性誌でモデルを務めたこともある、ラグビー界きってイケメン選手です」

エキゾチックな顔立ちで、前述のアジア予選では香港の地元ファンからも声援を集めた選手だ。

「普段は大学ラグビー西の雄・同志社大の15人制で活躍しています。まだ関西大学リーグの試合も残っていますので、ぜひ、生の松井を見ていただきたいですね」


◎竹山晃暉(たけやま・こうき/帝京大)

「イケメン枠でもうひとり挙げるならば、帝京大の竹山です。現在、大学ラグビーは帝京大の一強時代なんですが、その強豪校で1年生ながら活躍する選手です」

ポジションはウイング。とにかくトライをよく取る選手で、気持ちも強いという。

「去年の高校ラグビー3回戦で、絶体絶命の場面からサヨナラトライを奪うなど、『運』も持ち合わせた選手です。足腰の強さは、元大相撲の力士(星鶴王)だったお父さん譲り。スターの要素がギッシリつまった選手だと思います」。

最後にひとり、「花園」開幕を控える高校ラグビー界からも、注目のホープを挙げてもらった。


◎箸本龍雅(はしもと・りょうが/東福岡高)

「2年生ながら強豪の東福岡高校でレギュラー。高校日本代表にも選ばれている逸材です」

ポジションは強くて頼りになる選手が務めるロック。187cm、100㎏超の恵まれた巨漢を武器に活躍する選手だ。

「今はロックですが、中学時代はバックスでプレーした身体能力の持ち主。飛距離の出るキック力も魅力でした。東福岡高校に入学後、荒削りだったプレーも磨かれ、頼りになるFWプレーヤーに成長しています。将来に向けても、大きな可能性を秘めた選手だと思います」


トップリーグが開幕し、大学・高校を含めラグビーはこれからが最盛期。プロ野球もJリーグもオフシーズンを迎えるこの季節、ラグビー観戦で彼ら期待のホープたちの活躍を楽しんでみてはいかがだろうか。
(オグマナオト)

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