清原→松井稼→松坂→涌井→雄星→森 友哉が使った部屋がある!

スポ&ビジネス界「出世部屋」伝説

2016.01.03 SUN


写真はプロ1年目、「勇翔寮」に入寮する大谷翔平。今後の活躍次第で、404号室の“伝説度”もどんどん上がる!? (C)時事通信
プロ野球は来季に向け、新人選手たちの入団準備で忙しい。ロッテは注目のドラフト1位・平沢大河(仙台育英高)に、マリーンズ寮の304号室を用意。この部屋は今江敏晃(現・楽天)や成瀬善久(現・ヤクルト)、唐川侑己らが入団時に過ごした「高卒新人出世部屋」といわれる縁起のいい部屋。期待の高さがうかがえる。

プロ野球にはロッテに限らず、各球団の寮に「出世部屋」といわれるものがある。代表的な部屋を見ていこう。

◎西武:若獅子寮13・14号室

2部屋をぶち抜く13畳の広いスペース。古くは清原和博、松井稼頭央(現・楽天)、松坂大輔(現・ソフトバンク)とそうそうたるメンバーがこの部屋の主だった。最近では今年最多勝の涌井秀章(現・ロッテ)が入団時から2年間使用。その後は菊池雄星、森 友哉へと受け継がれ、昨季は高卒新人ながら月間MVPも受賞した高橋光成が使用した。出世部屋の面目躍如といえる。

◎楽天:泉犬鷲寮2号室

楽天の出世部屋といえば、以前は田中将大(現・ヤンキース)が使用した「10号室」。ただ、田中のあとに入った2012年のドラフト1位、森 雄大は入団後2年で2勝と物足りない。代わって「新出世部屋」と呼ばれ始めたのが則本昂大と松井裕樹、ふたりの侍ジャパン選手を輩出した「2号室」だ。注目のドラフト1位、オコエ瑠偉(関東一高)にはどの部屋が割り当てられるだろうか?

◎日本ハム:勇翔寮404号室

出世部屋を巡るやりとりで注目を集めたのが日本ハムの「404号室」。もともとはダルビッシュ有(現・レンジャーズ)が2005年の入団時から3年間使用。以降、中田 翔など注目の新人選手が「ぜひ入りたい」と希望し、実現しない年が続いた。

2011年1月、この部屋を射止めた、とされたのがドラフト1位の斎藤佑樹。各スポーツ紙が「佑ちゃん、ダル部屋ゲット!」と報じた。ところが、これを否定したのがダルビッシュ本人。自身のTwitterで「そこは今でも自分の荷物(テレビ、布団等)があるから絶対ないです」とつぶやいたのだ。

ダルビッシュのツイートどおり、これは各メディアの誤報。2年後、本当に404号室を引き継いだのがご存じ、大谷翔平。かくしてこの部屋は、ダル、大谷というスーパースターを輩出した「出世部屋」となった。

◎ビジネス界にもあった「出世部屋」

野球界以外の「出世部屋事情」も見ていこう。ビジネス界での「出世部屋」ならぬ「出世ビル」のひとつが、渋谷区にある「代々木村田マンション」。赤塚不二夫や池田満寿夫らがかつて利用し、ほかにも写真家や建築事務所など、著名クリエイターを多数輩出したマンションだ。賃貸にもかかわらず床や天井をぶち抜いてもOK! という改装の自由度が、パワーあふれるクリエイターを呼び込むのかもしれない。

最近では、六本木の黒崎ビルがベンチャー企業の出世ビルとされている。GREEがこのビルに入居していた際にマザーズ上場を果たしたことで有名。現在も多数の有望ベンチャーが名を連ねているが、一時期はあの与沢翼が代表を務めたFree Agent Styleが入っていたことも。出世に必要な運気は運んでくれても、継続するためには堅実な努力が必要、ということだろうか。
(オグマナオト)

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