カップルはもちろん、実は子連れにもお勧め!

1日1組限定「京町家」の選び方

2016.02.23 TUE


町家レジデンスインお勧めの京町家「有済はとば庵」。祇園東に寄り添う立地で、三条駅から徒歩2分。ベッドルームに加え、布団が敷ける和室も備えられている

カップルはもちろん、実は子連れにもお勧め!



近年、外国人観光客を中心に評判を博している「京町家」。京都の町家(古民家)を改装し、宿泊用として開放している施設だ。古都の雰囲気や歴史を味わえる京町家は、1組で貸し切れるため、家族などグループでの宿泊に打ってつけといえる。いわゆる“素泊まり”と同じだから、料金を抑えられるケースも多い。

宿泊施設としての町家を運営している町家レジデンスインの松本真利奈さんによると、「京都の町に暮らすように泊まれるところが京町家の魅力」とのこと。洗濯機やキッチンが備えられているところも多いため、自宅のようなプライベート感覚になれるのだ。

しかし、一口に京町家といっても種類は様々。選ぶのも迷うし、泊まってから後悔するのは避けたい。そこで、松本さんに京町家を選ぶ際のポイントを教わった。

●ポイント1「間取り」
「もっとも重要なポイントです。家族連れの場合、ベッドルームより布団を敷いて川の字で寝られる和室の方が、旅行ならではの解放的でコミュニケーションが取れると思います。2組以上の家族で宿泊する際は、夜トイレに行く可能性を考え、他の家族が寝ている寝室を通らずにトイレに行ける動線が確保されている宿がいいでしょう。1階と2階にそれぞれ寝室とトイレがある宿だと、家族ごとに分かれられます。カップル2組で泊まる時も同様です」

●ポイント2「立地」
「子どもが小さいうちは、なるべく移動の負担を減らしたいものです。最寄り駅や観光地からの距離を必ず確認しましょう。目的地から徒歩圏内であればスケジュールが立てやすいですし、子どもが疲れたり、寝てしまったりした時でもすぐ宿に帰ってこられます」

●ポイント3「雰囲気の把握」
「せっかく京町家を選ぶなら、古民家の雰囲気を味わえる宿がお勧めです。そのためには、ホームページや雑誌などで宿の写真をチェックすることが大切。宿によって雰囲気がまったく違うのも京町家の面白さです。寝室から坪庭が見える、檜風呂があるなど、好みの宿を探しましょう」

京町家の宿泊料金の相場は、2名1泊で1棟2万3000~3万5000円、3名1泊で1棟2万6000~3万8000円(※宿の大きさ立地、シーズンにもよる)。宿泊人数が1人増えるごとに、3000円程度プラスされるイメージだという。

京町家ならではの注意点も聞いた。

「京町家は住宅地の中にあることが多く、木造で音も響きやすいので、夜間は周囲のお宅に配慮する必要があります。ほとんどの施設で火器も使えません。キッチンはついていますが、IH調理器です。また、浴衣や食事は用意されていないので、ご自身で準備していただく必要があります」

とはいえ、京都には老舗の味も数知れず。むしろ素泊まりのほうが食の楽しみを満喫しやすい。古都を巡る旅を考えているならば、京都暮らしの感覚を味わえる宿を選ぶのもなかなかオツだ。
(有竹亮介/verb)

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