開成高、作新学院高でも創部!

出会いも!ゲートボールに若者増

2016.02.29 MON


2015年10月に広島で全日本選手権が開催された。写真は甲子園の常連校としても知られる作新学院高校ゲートボール部の選手たち 写真提供/公益財団法人日本ゲートボール連合
ゲートボール。コートは15×20m。1チーム5人のプレイヤーが交互に打ち、ゲートを順に通過させ、相手チームより早くゴールポールに当てれば勝ちとなる。

いずれにせよ、ご老人のスポーツというイメージが強いが、なんと「最近は若者のプレイヤーが増えている」という噂を聞いた。公益財団法人日本ゲートボール連合に真偽を確認してみた。

「そもそもゲートボールは、戦後のモノがない時代に、子供たちが手軽に遊べるようにと考案された、日本生まれのスポーツです。それが東京オリンピック後に“国民皆スポーツ”という旗印のもと、体力がないお年寄りの間に急速に広まりました」(総務部長・内海宣幸さん、以下同)

では、若者の競技人口が増えているというのは本当ですか?

「そうなんですよ。おじいちゃんやおばあちゃんの影響で始めた子供たちが、全国のジュニアチームで腕を磨いて、いま20代、30代という若手プレイヤーになっています。最近は、全国大会などで優勝するのも彼らですね」

驚いたのは、進学校として有名な東京の開成中高やスポーツ名門校の作新学院高校、青森山田高校をはじめ、全国の中学校・高校でゲートボール部創設が相次いでいるということ。チームで作戦を練るなどの部分で、教育効果の高さが認知されつつあるようだ。

「競技人口自体は1990年前後の約600万人でピークを迎え、現在は約120万人まで減少しました。ですが、こうした若手の台頭がありますし、アジアを中心とした海外での盛り上がりもすごいです。まだまだ伸びしろがあるスポーツだといえますね」

さらに、スポーツと観光を組み合わせるスポーツツーリズムにおいても注目され、旅行会社がゲートボール大会込みの海外ツアーを組むこともあるそうだ。

内海さんによると、ゲートボールで知り合って結婚するカップルも大勢いるという。じつは奥が深い頭脳ゲーム。健康にいい。そして、男女の出会いもある――。ゲートボール、要注目ですね。
(石原たきび)

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