動物と心を通わせる…、隠れた才能が開花するかも

大人よりも上達が早い!? キッズ乗馬教室

2016.04.06 WED

格好いいパパに!オトコの子育て道場 > 個性派“キッズ向け”スポーツ教室


乗馬クラブの馬たちは元競走馬が中心。近くで見るとその大きさに圧倒されますが、瞳はつぶらでとても可愛い!(撮影:井上マサキ)
ほとんどのスポーツではなにかハンデをつけないと、大人と子供が本気の勝負を楽しむことはできません。しかし、生き物をパートナーとする「乗馬」であれば話は別のようです。

こちらの「クレイン東京」は1971年に設立された乗馬クラブクレインの東京事業所。会員数約1800名のうちジュニア会員は280名。レベルによって分けられた1鞍45分のレッスン(所要時間90分のプログラム)を、大人と一緒に受けています。

「上達すれば小学生でも馬術の全国大会で大人と競えるほどの腕前になります。乗馬は馬とのコミュニケーションも大事な要素の一つ。理屈で考えがちな大人に比べ、馬の気持ちを直感的にとらえる子供の方が上達しやすいんです」(乗馬クラブクレイン本社営業部・多胡啓さん)

乗馬には「馬の腹を両足で蹴ると前へ進む」といった基本の動作がありますが、相手は生き物。性格やその日のやる気なども考えないと思うように動いてくれません。そのため、レッスン前後の世話など馬と通じ合う時間を持つことも大切なのだとか。乗馬は個人競技でありながら、「仲間への思いやり」も一緒に育めるのがポイントです。

レッスン前後には馬の世話をする時間があります。夏場のレッスンでは自分より先に馬に水を飲ませてあげるなど、馬をパートナーとして思いやるのが大切
レッスン前後には馬の世話をする時間があります。夏場のレッスンでは自分より先に馬に水を飲ませてあげるなど、馬をパートナーとして思いやるのが大切(撮影:井上マサキ)

■道具のレンタルも利用できる体験レッスン


そうはいっても我が子をクラブへ入会させるのは、ちょっとためらいがある…という方は、まずは体験から始めさせてはいかがでしょう。こちらにはレッスンとは別に体験乗馬のレッスンが設けられています。ブーツやヘルメット、ボディプロテクターをレンタルして装着すれば、カッコいいちびっ子騎手のできあがり。さっそく馬にまたがりたいところですが、きちんと注意事項を聞かないと事故につながってしまいます。

「絵本やゲームのイメージのまま馬に接しようとする子供もいるので、実際の馬の生態を理解してもらうところから始めます。例えば馬の体重は約500kg、頭だけでも70kg近くあります。ちょっと頭を振っただけでも、子供に当たれば大きなケガにつながりかねません。そこで『馬が頭をブルブルさせたところにぶつかるのは、お父さんとぶつかるのと同じ感じだよ』というように、子供にもイメージしやすい表現で説明するようにしています。注意事項を説明したあとに馬と対面し、優しくなでてみたり、エサをあげたりして、徐々に距離を縮めていきます」(多胡さん) 防具一式はレンタル可能。服装は長袖・長ズボン・軍手を用意すればOK
防具一式はレンタル可能。服装は長袖・長ズボン・軍手を用意すればOK(写真提供:乗馬クラブクレイン)
体験乗馬は半径10mの円周のコースで行います。子供1人で馬に乗り、最初はスタッフが綱を引いて馬を歩かせますが、このままでは牧場などで体験できる「乗って一周歩くだけ」の乗馬と同じ。騎乗に少し慣れたら、子供自身の指示で馬を歩かせることに挑戦。大きな馬が自分の指示で動いた! ということに感動する子供も多いのだとか。体験乗馬では少し走る速歩(はやあし)まで行い、馬のスピードと揺れを体験することができます。

なお、多胡さんによれば馬と気持ちが通じ合うかどうかは、生まれつきの素養、才能に大きく影響される部分も大きいのだとか。そうした素養は一度馬に乗ってみないと測れないもの。我が子の思わぬ才能を見つけに、まずは乗馬クラブで体験から始めてみてはいかが?
(井上マサキ)

■個性派“キッズ向け”スポーツ教室 第5回 乗馬クラブ 「クレイン」 東京  
場所:東京都町田市真光寺町1227
電話:042-718-4404

【小中学生の子ども乗馬体験】
対象:小学1年生から。身長が130cm以上あること。
料金:2500円(保険費用200円別途)

【ジュニア会員】
対象:小学4年生~高校3年生(ただし低学年の受入れも場合によっては可。要相談)
入会金:8万円
会費:1カ月1万円
騎乗料:平日1000円、土日祝2500円

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