「クリスピー・クリーム」も閉店相次ぐ…

カロリー? 不景気? 日本の“ドーナツ離れ”の原因は?

2016.08.13 SAT

噂のネット事件簿


24日まで、ファンの希望を取り入れたアレンジドーナツを販売する「夢のドーナツフェア」も実施中 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
ニュースサイト『THE PAGE』が8月9日、日本のドーナツ業界をけん引してきた「ミスタードーナツ(ミスド)」の売り上げが減少し、同時にコンビニのドーナツ事業も不振に陥っていると報じた。消費者の「ドーナツ離れ」とも取れる現象に、ネットでは様々な議論が巻き起こっている。

記事によると、ミスドの売り上げは2009年3月期には1338億円規模だったものの、2016年3月期には914億円まで減少。2006年に日本に進出して話題となった「クリスピー・クリーム・ドーナツ」も閉店が相次ぎ、さらには、2014年にドーナツ事業に参入したセブン-イレブンも、縮小した市場で苦戦を強いられているという。

一連のドーナツ市場の不振について、記事では「少子化の影響」と「労働者の実質賃金の低下」が背景にあると分析。メインの購入層とされるファミリー層の需要低下や、お小遣いの減少による学生の購買力低下の可能性を指摘している。

しかしTwitterでは、

「いや、ドーナツ不振の理由は、ヘルシー志向の時代に合わなくなったからだと思う」
「高いから買わなくなったんじゃねえだろ。他のお菓子に食われただけ。ドーナッツ=不健康も大きいが」
「一番の障壁は値段じゃないの、カロリーなのよ。値下げするよりカロリー下げてくれ」

と消費者のニーズが健康志向へとシフトしたことがドーナツ不振を招いたのではないかという推測が相次いだ。さらに、

「コンビニが参戦して逆に共倒れになりそうな感じなのかな?」
「コンビニは味がイマイチ。ミスドは価格帯を上げすぎ。現状はお互いに意識しすぎて、共倒れ状態」
「結局コンビニが食い散らかした挙げ句撤退、ミスドが倒れてドーナツ全般壊滅する未来しか見えん」

など、市場が縮小するなか、消費者を奪い合うドーナツ業界に対して辛らつな意見も。

「世の中の景気って後退し始めてるのだろうか・・」
「ドーナツいっこも買い控える程に世の中は不景気って事でしょ」
「マクドナルドの業績がよくなったという話題と、ドーナツ業界が不振だという話題が同時に出るんだから、一般家庭は不況だということ」

と不景気を懸念する声もあった。

こうした業界の不振を重く見たのか、ミスドは8月1日から期間限定でドーナツ食べ放題「ドーナツビュッフェ」を開始するなどして打開策を講じ始めているようだ。消費者の購買意欲を取り戻す革新的な一手となるか、期待したい。
(山中一生)

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