まもなく読書の秋…今年挑戦すべきはアノ作品

実は読んだことがない日本の文豪第1位は…

2016.08.26 FRI


8月もあとわずかとなり、暑い夏から過ごしやすい秋へと徐々に移り変わり始めるこれからの季節。特に“読書の秋”なんて言葉もあるように、秋はゆっくりと腰を据えて本に向き合う絶好の季節。せっかくなら普段はあまり読まないような日本文学の名作に触れてみるというのもいいかもしれない。さて、思えば日本にも「文豪」といわれる有名作家が数多存在してきたが、読者の中には、その名も代表作も知っていながら、実はその作品を読んだことがない…なんて作家はいないだろうか。そこで今回は20~30代の男性社会人にアンケート調査を実施(R25調べ 協力/アイ・リサーチ)。みんなの「実は読んだことがない日本の文豪」をランキングにしてみた!

Q.名前と代表作を両方知っているものの、実は(教科書以外で)作品を読んだことがない日本の作家TOP5 〈※複数回答〉


※20の選択肢からあてはまるものをすべて選択

1位 夏目漱石 43%
2位 芥川龍之介 37%
3位 三島由紀夫 34%
4位 太宰治 31%
5位 川端康成 29%

1位となったのは4割以上の人があげた夏目漱石。紙幣の顔でもあっただけに、その名も容姿も当然知っているし、学生時代に教科書や課題図書で「吾輩は猫である」「坊ちゃん」「こころ」などを目にする機会があるため、作品名についても知っているものの、積極的にその作品に触れた経験はない…という人が多いようだ。とはいえ、これだけ有名な作家だけに、その作品は読んでおくべきだと思っている人も少なくないようで、「社会人の一般教養として、読んでおいた方がいいと思う作家をひとり選ぶとしたら?」という質問でも、2位の太宰治(11%)、3位の芥川龍之介(9%)をおさえて夏目漱石が1位(26%)に。これまでなんとなく敬遠していてその作品を未読であるという人は、これからの“読書の秋”にこそ、夏目漱石にチャレンジしてみるといいかもしれない。

とはいえ、普段から古い文学作品にあまり縁がないと、自分の生きている時代とまるで違う世界観にしっかりと入り込むことができるのか、疑問に感じる人も少なくないのでは? そんな人は、夏目漱石のゆかりの地を訪れてみたり、彼の好物を食べてみたりと、まずはその存在を自分の身近に置いてみてはいかがだろうか。たとえば「三ツ矢サイダー」も、そんな夏目漱石ゆかりのアイテムのひとつだ。

「三ツ矢サイダー」の誕生は、実は今から130年以上前。そのルーツは、かつて温泉地として栄えた兵庫県川辺郡多田村平野(現・川西市)という土地に湧き出ていた天然のスパークリングウォーター「平野水」をビン詰めにして発売したところに始まる。1899年に“三ツ矢”印が商標登録されると、その名を「三ツ矢印平野水」に変更。1907年に風味を加え、1968年の商標変更によって現在の「三ツ矢サイダー」に至るが、夏目漱石はこの「平野水」を愛飲。「行人(こうじん)」などの作品中にもその名が登場している。ちなみに「三ツ矢サイダー」ファンの作家は夏目漱石だけではなかったようで、たとえば「銀河鉄道の夜」で知られる宮沢賢治は、教師をしていたころ、給料がでるたびに行きつけのそば屋で大好きな天ぷらそばと「三ツ矢サイダー」を注文していたのだとか。

念入りにろ過し、一定範囲のミネラル分に調整した“磨かれた水”を使い続けること、レモンやライムなどの果実や植物から集めた香りを抽出して独自の配合をした“三ツ矢サイダーフレーバー”を守り続けること、そして、さわやかな味わいをより一層引き立たせるために、“熱を加えない製法”で作り続けることの3つにこだわり続け、現在も日本で愛され続けている「三ツ矢サイダー」。そんな「三ツ矢サイダー」を手元に置きつつ、夏目漱石の遺した名作を味わう…。これが、社会人であるアナタにオススメしたい、秋の夜長の読書スタイルなのである。

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